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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
フォーカシング
2022/04/14
私のフォーカシング・レッスン(4)〜フォーカシングのもうひとつの軸はスペースを取ること〜池見陽先生のエイジアン・フォーカシング・メソッヅ〈6〉  
池見陽先生の「Asian Focusing Methods」セミナーの続きです。

午後の部に行く前に、先のコラム〈5〉で池見先生の言葉を拾い上げながら、私の中で想起されたあれこれを、少し整理しておきたいと思います。

「人が感じることは、いつも未来志向」
何か不都合な事態が生じた時、意識を持たないものについては過去に原因を求めるけれど、意識を持つ人間の場合は「次はどうであったらいいか、なんとなく知っている」ということを言われていた。
それについて、「今ここの体験から離れて、未来を扱っているような感じがするのですが」という質問も出された。
池見先生は「でもそれは、未来でなくて、今、なんです」と答えられていた。
そう。ね。未来について考えているけど、それを考えているのは「今」。だから、今、ここでの自分のありようを探っている。

で、不都合とか、何か不足を感じるような状況にあるとき、人は、というより生き物は、その「欠けた」部分を補おうと動く、のだろう。
それは、なぜか。

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書の世界
2022/04/13
私の書の時間(1)〜筆先の向きを意識する〜  
あれは…4月3日のこと。
いつものように、夕方、母のマンションに行き、いつものようにテレビの4チャンネルがついていて、その日、法隆寺で揮毫されるイベントのニュースが流れたのでした。
へえーと思って。
書かれた字のライン、私、好きだなと思って。
書道家の名前をフルでは覚えられず。苗字と法隆寺で、ということだけ。

手元にあったタブレットで検索かけると、なんとヒットして。

ふうん。脇田龍峯先生。
あ、書道教室もされているの? どこで、だろう?

そんな風に調べていって。

で、早速メッセンジャーで連絡を取ったのでした。

「初めまして。たまたま4チャンネルのニュースで、法隆寺で大書されているのを見ました。
書道教室をされているということですが、詳細をお聞きしたいです。
私は中学生の時まで書道を習っていましたが、それ以降は全くです。
ですが、墨をするときの香りが好きで、もう一度、初めて見たい気持ちになりました。
お忙しいところ、すみませんが、お返事よろしくお願いします。」

お返事をいただけて、それで早速4月の12日に伺うことになったのでした。

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フォーカシング
2022/04/12
私のフォーカシング・レッスン(4)〜人が感じることは、いつも未来志向〜池見陽先生のエイジアン・フォーカシング・メソッヅ〈5〉  

池見陽先生の「Asian Focusing Methods」セミナーの続きです。


午前中に出された質疑に対する応答。

ーー「フォーカシングは身体感覚?」
フォーカシングって、よく「身体感覚」っていうふうに捉えられるけど、身体感覚じゃないんですよ、厳密には。
言葉になってないところ、なんですよ。だから、身体感覚っていうふうに思わない方がいい、と思います。
でも人間の意識は「身体化」されているので、たとえば今も、「海にぷかぷか浮く」みたいな、そういう感覚ってある訳ですよね。
それは「身体の感覚」じゃない、だから胸が苦しい、とかそういうわけじゃないけど、人の意識って必ず身体性を伴っている、というのがジェンドリンの重要なところ

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フォーカシング
2022/04/07
私のフォーカシング・レッスン(4)〜「スペースに生きている」というあり方〜池見陽先生のエイジアン・フォーカシング・メソッヅ〈4〉  
池見陽先生の「Asian Focusing Methods」セミナーの続きです。

・「クリアリング・ア・スペース」なんですが、「クリアリング・ア・スペース」をやっていて、いろんなことに気づく。実例をひとつ一緒に見ながら、それを僕がどんなふうに考えたかを紹介したい。これはこのクライエントにとっても転機だったと思っているんですが、僕にとっても転機だったかもしれない。ワークショップでやった事例の逐語記録。(『傾聴・心理臨床学 アップデートとフォーカシング』に収録。p.123〜)ー事例の前半省略ー

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フォーカシング
2022/04/04
私のフォーカシング・レッスン(4)〜「念」は今の下に心と書く〜池見陽先生のエイジアン・フォーカシング・メソッヅ〈3〉  
池見陽先生の「Asian Focusing Methods」セミナーの続きです。

「スペース」が鍵
・今からお話しすることも、今日の「エイジアン・フォーカシング」の中にも、この「スペース」というところがとても大事になってくる。
・「クリアリング・ア・スペース」。それは以前、僕が「間を置く」と訳して、でも関東では「心の空間づくり」と訳していて、日本国内で違う訳があってややこしいので、最近はもうカタカナで「クリアリング・ア・スペース」と言っている。
・心の中は散らかった部屋みたいだと思ってみて、いろんな「気がかり」があるので、それをひとつずつどこかに置いておく。そうすると、ちょっと心の中の部屋が広くなった、と。スッキリしたとか、そういう状態になっていく。
・一度、高野山に行って、高野山の僧侶と仲良くなって話していたら、「悟りを開きたい人は、まず部屋を片付けなさい。」みたいなことを言う。部屋を片付けると、部屋の中が広くなって、スッキリするでしょう、と。それが大事なんだ。だから手始めに部屋を片付けなさい、と。
・僕、聞いていてもう、本当に同感で、ただ、僕らは心の中の部屋を片付ける。いろいろ散らかった部屋があるので、それを一つずつ置いていくように整理していく、と思って、そんなふうに「クリアリング・ア・スペース」をやるんですけれど、タイに行って帰ってきた時に、『アップデートする仏教』という本が出ていると、僧侶の人に教えて貰って、それでこれを読んでみて「これは面白いな。藤田一照さんと山下良道さん、ここに書いてあることは、まさにフォーカシングと同じことになるよね。」と。
・要点は何かというと、「いったい誰が瞑想しているのか」そこがポイント。瞑想しようとか、悟りを開こうとか、思いすぎてそれができない、という実態が書いてある。それはそう。フォーカシングしようと頑張り過ぎるとフォーカシングにならない。それから「空間づくり」をしようと思い過ぎたらできないとか。部屋を綺麗に片付けようと思い過ぎたら、頑張り過ぎたら全然片付かないとか。そういうことがある。

なんか。自分の部屋が散らかっているのは、自分の状態が散らかっている証拠。だから、自分の心を整えようと思うとまず自分の部屋を片付けなさい。
そういうふうに聞いたことあります。なんとなく、そうだろうなと思った記憶があるけれど。
今回私は「僕らは心の中の部屋を片付ける。」という言葉に立ち止まった。
なんというか…確かにカウンセリングというのは、とっ散らかった心の中のものを、ひとつひとつ丁寧に拾い上げて、収めるべき場所に収める作業。
収まりきらないものは、どうしたら「今の居心地悪い状態」を少しでもマシにできるのか、を考えていく営みのような気がする。

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