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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 母との暮らし
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
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母との暮らし
2017/03/21
知多半島の海岸で  
昨日は朝から知多半島の南端に日の出を見に行ったあと、宿に戻って朝食を取って、それから伊勢湾沿いに車を走らせることにしました。
一昨日は、西念寺での彼岸会法要の後の講話を聞いたあと、高校時の同級生(実は、小、中、高と一緒だった!のに、一度も同じクラスでない)の歌を聴きにライブハウスに立ち寄りました。名古屋市を出るのが少し遅くなって、高速道路で知多半島の南端まで走ったので、まるで海岸線から離れた山の中、でした。甘いものより煎餅類が好きな母は、途中で「えびせん」を売っているらしいよ、という情報をあげると、「欲しい!」と。「そっち側通って帰ろうよ!」と大いに乗り気。「…花より団子、景色より食い気…」と呟きながら、「なんて?」と聞く母に「なあんにも」と答えながら、出発しました。

よく晴れて、ほとんど雲がかかっていない青い空を眺めながら、ゆっくりと車を走らせました。

途中、砂浜に降りられる場所があったので、車を止めて、歩いてみました。「杏樹(アンジー)、波にどうするかな?」と母が好奇心満々で、それで、波打ち際を歩かせることにしました。実は、4ヶ月ぐらいの子犬の時に、山口の周防大島に連れて行っているのですが、でも、記憶ないかなあと思ったら、やっぱり海の記憶がないようでした。引く波に釣られて追いかけて、でも、寄せる波にびっくりして逃げて、を何回か繰り返しました。

「ワンコってやっぱり三歳児なんやなあ!」と母はご機嫌で、「子どもとおんなじ反応するわ。」と大はしゃぎ。「…いやあ…、お母さんも同じやけど…。」と心の中で呟きながら、にこやかに「そうやね。」と返す私でした。

画像は、海水をなめてみたアンジーがペロリと舌を出しているところ。…辛かったでしょ?

母との暮らし
2017/03/07
枚岡梅林への道行き  
3月4日、雛人形を買った後、月ヶ瀬の梅を見にいくことにしました。せっかく行ったのですが、一部満開のものがあったものの残念ながらまだもう少し、といったところでした。「枚岡の梅があるよ!」というので、次の日は生駒山を越えて観に行くことにしました。これまた残念ながら、昨年に全部切り倒されていました。なんでも、虫がついてしまった、ということでした。

生駒駅で「弁当買っていこうよ」と母に言われたのですが、私は「まあ、何か売ってるでしょ」と言って取り合いませんでした。枚岡の梅林跡には、同じように梅を見にきた人が何人もいました。梅がないけどしょうがないか、といった様子で、それぞれお弁当を広げていらっしゃいました。母はその人たちを横目で見ながら「だから、弁当買って持って来ようっていったのに…」と恨めしそうでした。

「まあまあ、そう言いなさんな」と言って、私はタブレットで食べる所を検索したのですが、枚岡駅近くには何もなく、隣の瓢箪山駅にはいろいろあることが分かりました。「一駅乗らないといけないけど、瓢箪山まで行こうよ」と誘って、瓢箪山駅まで行きました。

遅い昼食後、母が「アイスクリーム食べたい!」と言うので、商店街を探しました。途中、車椅子の老婦人に行き会い、その方が、連れていた杏樹(アンジー)に興味を示されたので、抱っこして連れて行きました。アンジーを抱っこしたそうだったので、膝の上に乗せました。アンジーは例のごとくワンコも人も大好き!ですから、ペロペロと大歓迎でした。犬がお好きだそうで、その方も付き添いの娘さんらしき人もとても喜ばれました。母も嬉しそうでした。しばらくしてお礼を言っていただいてお別れしました。「アンジー、いいことしたね。」とアンジーを褒めました。

お目当てのアイスクリームショップはなく、あとはマクドナルドしかありませんでした。「シェイクでもいい?」と言いつつ店内に入ると、期間限定の「マックフルーリーさくさく桜」という桜味のコーンフレークが入っているアイスが売っていました。「これにしよ!」と母は大喜びで、二つ買いました。

駅前のちょっとした憩いの場で座って食べながら、「枚岡の梅林、あんなことになってるなんてなあ。知らんかったわ」と言うので、「まあ、いいじゃない。予定外も楽しいでしょ? 瓢箪山まで来てご飯食べたり、アイス食べたりするなんて思っても見なかったけど、楽しいでしょ?」と聞くと、「うん、楽しい」と返事が返って来ました。

アイスを食べながら空を見上げると、穏やかに晴れていました。お昼ご飯の時も、アイスの時もじっと我慢しておとなしくしていたアンジーには、持って来たドッグフードを少しあげました。…ゆっくりと穏やかな時間が流れて行きました。

母との暮らし
2017/03/06
雛人形を買う  
今年の桃の節句も終わりましたね。ゲシュタルト仲間のともこさんが、ご両親からの雛人形を大事にされていて、その画像をアップされているのを見て、私の雛人形は確かネズミがかじったからもう捨てるよ、といつぞや母から言われたことを思い出し、今更なんですが、三人官女も五人囃子もいらないけどお内裏さまとお雛さまぐらいあってもいいような気がして、母にそう言ったら「ほんま? じゃ買いに行こうよ」ということになって、3月4日にお店に行きました。

シーズン後のお買い得狙いだったのですが、どのおひなさまを買うかで母と意見が分かれました。私は比較的こじんまりとしたものでいいと思ったのですが、そして、お人形の着物の柄などでこれがいいかなと思ったものがあったのですが、母は「私、これがいい。このお内裏さん、面長でよろしいやん」「でも、ちょっとサイズが大きいよ」「このお顔がいいの!私、面食いやから」と、譲りませんでした。

誰の雛人形?と思ったのですが、まあ、いいかと母の望むようにしました。

私の父も母も親の愛情に恵まれていなくて、だから私に執着したのではないかと私はある時から思っていました。私に何かを与える基準は、自分たちが親からして欲しかったことでした。

雛人形もなんだか「母の雛人形」のようになりました。でも、それでいいやと思っている私がいます。…そんな風になるような気が、実はしていました。

私は今から母のインナーチャイルドを母と一緒に育てようと思っています。そう思うと、そんなに時間はかからない気がします。母が生ききれなかった子ども時代を、あれこれ用意してあげたら、母はどんな風になっていくのか、80近くなっていても、80を過ぎても、本人が望むなら人は変わっていけるものではないかと思っています。ちょっと楽しみです。

画像は、その後に行った、月ヶ瀬の梅です。

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