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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
宇多田ヒカル
2017/05/24
宇多田ヒカル❤Love (5)  
宇多田ヒカルの最新アルバム「Fantôme」の10曲め(最後から2番目)は「人生最高の日」という作品なんですが、

    どんどん君に恋する
    もう止まんない  もう止まんない
    シェイクスピアだって驚きの展開
    That’s life

という詞が、元気なリズムに乗って始まります。
この歌で、え? と思ったのが

    一寸先が闇なら  二寸先は明るい未来

という「開き方」です。

続き
絵本の世界
2017/05/23
選択肢がいっぱいあっても…〜『ねえ、どれがいい』〜  
ジョン・バーニンガムの1978年の作品『WOULD YOU RATHER』を、まつかわまゆみ訳で評論社から1983年に初版が発行されています。持っているのは1997年の13刷のものです。

「もしもだよ、」という問いかけのページがあって、



選択肢が示されます。

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吉原幸子の詩
2017/05/22
言葉が作る溝〜吉原幸子の詩「ふと」〜  
今朝はちょっと、最近の自分自身の「気がかり」に向き合ってみたいと思います。吉原幸子の詩「ふと」。「読書への誘い」第45号で紹介したものです。

続き
セミナー
2017/05/21
夏井いつきの俳句ライブ〜今日からあなたも俳人です〜  
NHK文化センター梅田教室で、「夏井いつきの俳句ライブ」が行われるというので、ちょっと行ってみました。
夏井いつきさんはTBS系の「プレバト!!」の俳句コーナーを担当されている方です。
テレビでは着物姿なので、今日もそうかと思ってましたら、違いました。
普段は着物をお召しにならず、着物はスタジオが用意した「俳人コスチューム」だそうです。

まあ、テレビで見る「毒舌」はちょっと抑え気味ではありましたけど、でも、お元気でいらっしゃいました。
最近還暦を迎えられたそうで、ビックリ! (もう少しお年を召した方かと思ってました…)
追っかけファンの方が、「祝還暦」の横断幕を作って来られていました。
…まあ、群馬から新幹線で来たという親子もいらっしゃいましたから。(凄いですね。)

さて、どんな風に2時間の講座が始まるのかと思ってましたら、まずは、自己紹介。
30年間俳句普及に努めて来られたそうで、松山に住んでいらして、「松山大使」をされているそうです。
関わって来られた「俳句甲子園」も今年で20周年を迎えるそうです。
「人によって考え方はいろいろでしょうけれど…」と前置きされながら、ご自分は俳句人口の裾野を広げることを目指して来た、と。

NHKの「俳句王国」に出演されていたそうですが、それがきっかけで3年半前に「プレバト」に出演依頼が来て、1回限りだったはずが連続となり、今に至っている、のだそうです。
この3年半、どうしても先約があって断った1回を除いて、毎週ご出演だそうです。
あと、毎週木曜日に帝塚山学院大学での講義があるとか。客員教授をなさっているとのこと。

次に、会場参加者のリサーチ。
俳句経験の有無を手を挙げて意思表示確認をされました。きちんとなぜリサーチするのかの説明もされましたよ。
それによって、どこから解説するかを考えられるそうで、「だって、講座料払って、なんだ、あの程度かって不満が出てはいけないでしょう?」だそうです。

「俳句を作ろう!虎の巻」というプリント1枚と、「便利な5音の季語集」というプリント1枚の資料が予め椅子の上に置いてありました。私は、開場の5分前に行ったのですが、既に整理番号は151。会場参加者は230ぐらいだったでしょうか。

俳句の約束事として
  ①  5・7・5のリズム
  ②  季語を入れる

がプリントに示され、さらに俳句の作り方には「一物(いちぶつ)仕立て」と「取り合わせ」があり、例を出しての説明がありました。

  ◯ 一物仕立て…「白藤やゆりやみしかば薄緑」
  ◯ 取り合わせ…「しら藤や奈良は久しき宮造り」

「一物仕立て」で作られる俳句は約3、4%、「取り合わせ」で作られる俳句は約80%だそうです。
「一物」はこの場合「白藤」で、とことん観察しないと新しい発見に至らないから難しいらしい。
「取り合わせ」は起こっている出来事を拾い集め、例の俳句でいうと、「藤」だけでなく「奈良」や「宮造り」を出し、「久しき」という時間情報まで出して作り上げている、ということ。

で、示された作り方手順は次のとおり。
   ①  自分だけが見つけたモノ、景色、人、それらの様子などの「俳句の種」をまず作る
   ②  季語以外の12音に整える
   ③ 「俳句の種」に似合っている5音の季語を、季語集から選んでくっつけて、完成!

…まあ、わかりやすいけどね。でも、5分で作れって、ちょっと無理。
予め作って来てたらいけないから、とテーマを出され、それは「OK」。
ありがとう、大丈夫だよ、のOKでもいいし、大丈夫? ホントにいいの?のOK?でもいい、とのことでした。

でも、作れる人はいるんですねえ。入賞上位作品は次の三句。
・のみ込みの辛そうな母花衣
・水温(みずぬる)むやっと見つけた居場所かな
・ひらひらと笑ふ人ゐて豆の花

「花衣」というのは、花見に出かける「お出掛け着物」を指すそうなのですが、作られた人はよくわからないまま、この季語を選ばれたそうです。(作者を伏せて選考されるのですが、その後ご本人が立って名前と想いを発表される形でした。)
介護をされていて、もう飲み込みが辛くなって来た母を見ていて、昨年は花見に行けたのになあ…という思いが湧き起こってきたそうです。時間が交差するのが上手いですね。

2句目の方は、親に虐待されて育ち、逃げるようにして結婚したけれど、夫の暴力が絶えず、やっと離婚して、人生の半ばを過ぎて今、優しい人と再婚して感じる幸せを詠みました、という人生を語られました。…確かに「人生を共有する」俳句、ですね。

3句目は、ご自分を題材にしたそうなのですが、「ケラケラ」と自分は笑うけど、「ひらひら」と笑えたらいいな、と理想を詠まれたそうな。「豆の花」の薄い花びらの風になびく様子と穏やかな笑いが「ひらひら」に表現されているようで、上手いなあと思いました。夏井さんは「豆の花」が慎ましやかな花であるのがまた、いい、と言われていました。

俳句も面白いですね。ちょっとハマりそうです。

画像は杏樹(アンジー)との朝の散歩で見つけたご近所のディモルフォセカ。


幸せをおすそ分け
2017/05/20
同級生と「はじめまして」のランチ  
昨日は、フェイスブックつながりで高校の同級生の、歌川剛さんに初めて会いました。…変な表現ですね。
でも、歌川さんは理系だったので、そして、理系の友人は高1の時のクラスメートぐらいなので、全く接点がなく、本物(!)の同級生とのランチに呼んでもらった、というもの。

いやあ…やっぱり「初めまして」でした。「全く」記憶がなく、ご本人も、ご友人も、私のこともご存知なくて、同級生ながら、近況、というより概況報告となりました。…まあ、よろしいですけれど。

歌川さんは、4年前に会社を辞めて北海道に移住した人です。
北海道で住むことは以前から考えていて、定年後かなあと思っていたそうなのですが、何か、会社勤めの先行きの閉塞感と、それから、「定年後だったら、エネルギーが残ってない気がして」思い立ったそうです。
介護のために仕事を辞めてらした連れ合いさんの、ご両親が亡くなったこともきっかけとなったといいます。

いろんなタイミングで、「その時期」って来るのですね。…なんだろう…変わり目。潮目。

それにしても、何も考えていなかったら来ないでしょうけれど。
何か、本当に望んでいたら、「その時」が来るのですね。
それは私も経験済みで、大学院進学も、10年待ちました。
大学出てすぐはダメでしたが、10年経って、チャンスは訪れました。
そして、大学出てすぐより、もっとずっと豊かな大学院生生活が送れました。

諦めないこと。本当に望むなら。

歌川さんの「物事の決め方」っていいなあと思いました。
北海道も広いけど、どうして、今の場所なの? って聞いたら、
「気に入った家がそこだった、というので決めた。仕事がどう、バス停からの距離がどう、近所がどう、ってあれこれ考え出したら、動けなくなる気がして。動かない言い訳を作る気がして、嫌だった。」と。
ふう〜ん…そういう決め方したんだね。

そうね。半世紀過ぎて、未知な場所に動くって、相当エネルギー要るよね。
でも、なんだろう…私は広島に残るか、奈良に帰るかという選択肢しか立てなかったけど、第3の、全く別な場所で人生を送るっていう選択もあるんだ!というのは非常な驚きでした。…しかも北海道!

しかも!歌川さんは長男だというのです。ご両親は弟さんに任せたと。10歳年下の弟さんだそうです。
あれやこれや、もっといろんな事情があるのでしょうけれど。
でも、みんなにとっていいことなら、それでいいんですよね。

ああ、もっと私も自由に生きていいのかもしれない…まだまだ「枠」が私にはあるのではないか、という問いを、歌川さんとの出会いで、いただいた気がします。…ありがとう。

画像は昨日の朝、霊山寺に出かけて撮った薔薇。満開でした。薔薇のお祭りが明日5月21日、日曜日午後から行われるそうです。
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