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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
子どもとの時間
2017/01/18
子どもとの時間(1)小学校1年(反対語)  
確か、子どもが小学校1年生の終わり頃のこと。国語のドリルか何かやっていて、問いは「はんたいのことばをこたえましょう」で、①おもい ②はやいの「はんたいのことば」を答えさせるものでした。子どもの解答欄を見ると、①いもお ②いやは  と書いてあって、一瞬何のことかわからなかったのですが、はあはあ、逆さまから書いただけなんだと気づきました。

「いやいや、Kちゃん、そうじゃなくてね、…う〜んと、例えばね、ゾウさんは重い。ネズミさんは?」と尋ねると、「かるい!」と元気よく答えました。「そうそう!そしたらね、『ウサギとカメ』のウサギさんは?」「はやい!」「そうだね。じゃあ、カメさんは?「おそい!」と得意そうに答えました。そして、最初に書いていた答えを消しゴムでゴシゴシ消し始めたのでした。

なんだ…ちゃんと答えられるじゃない。そりゃあね、あれだけ絵本読んできたんだものね、と私はひとり、悦に入ってたのに、子どもの②の解答欄に「かめ」とあるのを見つけてしまったのでした。

またしても頭の中が???となった私は、国語の教員としてここでひるむわけにはいかず、「あのね、Kちゃん、『何が』を答えるんじゃなくて『どんなふう』を答えるんだよ」と発問し直して、やっと正解に辿り着いたのでした。

思えば、あの頃から発想が人と違ってたのね…この子…。

但し、後日、このエピソードは高校生に品詞を教えるときに、「…今の話の、『何が』と『どんなふう』の品詞はそれぞれ何?」というように使わせていただきました。…転んでもタダじゃ起きないママでした。

母との暮らし
2017/01/17
ルンバさん  
広島のマンションを引き払って奈良に帰るとき、母からは「とにかく、モノは持って帰らないで」「タンスは捨てて帰ってね」などときつく御達しがあって、本も段ボール箱に10箱は古本市場に引き取ってもらい(でも大半は捨てられず…)、一揃いのタンスと食器棚と、ローランドの電子ピアノは友人に貰ってもらい、絵画類も大方貰ってもらい、本箱は全て捨て、…衣服もかなり捨て、買ってまだ1年ぐらいしか経ってなかったベッドと、マルニの一枚板のダイニングテーブルは「勘弁して」と言って引っ越しの荷物としたのでした。…あと、半分に減らした食器と。それから、お気に入りのミュシャのリトグラフ2枚と。

渋い顔の母が、殊の外喜んだのはAIお掃除ロボットのルンバでした。

「ルンバさん、早起きやなあ。もう掃除してはるわ」
いやいや、そういう風にタイマーセットしたの私なんだけど、と思いつつ「ルンバさん」に引っかかり、「なんで、ルンバに『さん』をつけるの?」と聞くと、逆に戸惑ったように「なんでて…ちゃんとお掃除してくれはるやん」と敬語続き。「働きもんには、そういう風に丁寧に言わんと。」ということだそうです。

「あんたのま〜るく掃除するのとちごて、隅々まで掃除しはるの、私大好き。」とのこと。はあ、そうですか。「ちゃんと、玄関先では止まらはるし。」
いやいや、だから、ウォール設定したの私なんだって!

…という話をゲシュタルト仲間のともこさんにしたら、「ちょっとルンバの設定変えて、お休みの日も作ったら? それでお母さんが『なんで?』と聞かれたら、『ルンバも休みが欲しいんじゃないの?』と言ってみたら」…だそうです。うん、それもいいかな、と思ってしまった。

母の頭の中ではブラックボックスなんだろなあ…と思いながら、私もSNSとか全然ついていけてないことを思い出し、「ま、似たようなものか」と思ってしまった。ラインデビューも子どもに教えて貰って最近のことだし。スタンプあんまり上手に使えないし。子どものスタンプに「これ、どういう意味?」と尋ねて「フィーリングっすよ」というスタンプを返される始末。

将来、杏樹(アンジー)が私より先に死んだら(多分、そうなると思うけど)、私、介護型AIロボットと暮らしていると思う、と発言すると、皆さんの反応はまちまちでした。「AIはどこまでいってもAIよ…!」と言われたので、「でもまあ、学習してくれて、私の好みを理解してくれるなんて、癒されると思うけどなあ」と私。子どもに「関西で就職して!」と言うよりいいと思うんだけど。できるだけ縛りたくない、という気持ちが強いんだけど、そのためには元気で生きていかなきゃね。

ゲシュタルト療法
2017/01/16
川崎 洋の詩「言葉」  
昨日のゲシュタルト トレーニングコースで、ファシリテーターの白坂和美さんから「ゲシュタルト療法ってどんなもの? というのを誰にどんな風に説明しますか」という「お題」をもらい、メンバーそれぞれが考えてプレゼンテーションするというワークをしたのですが、その時にふと思い出したのが「私の『青』は/あなたの『青』なのだろうか?」というフレーズでした。
誰の何という詩だったか、全部を思い出すことができなかったので、別の説明の仕方を考えましたが、実は「読書への誘い」の第10号で紹介していた、川崎 洋の「言葉」という詩でした。

    言葉          川崎 洋
 
 演奏を聴いていなくても
 人は
 ♪を耳の奥に甦らせることができる
 言葉にしなくても
 一つの考えが
 人の心にあるように
 むしろ
 言葉に記すと
 世界はとたんに不確かになる
 
 私の「青」は
 あなたの「青」なのだろうか?
 あなたの「真実」は
 私の「真実」?
            (詩集『祝婚歌』・1971年刊)

続き
絵本の世界
2017/01/13
センダックの『そんなとき なんていう?』  
私が生まれて初めて自分で絵本を買ったのは、高校3年生の秋。
参考書か何かを探しに書店に行って、店頭で見かけたモーリス・センダックの『そんなとき なんていう?』の表紙の絵が、なんだかすっとぼけていて、思わず手にとって開いて見たのでした。

ちょっとふつうではありえない状況設定が示されて、で、「そんなときなんていう?」と問いかけられるのです。
でもその答えは「ありがとう」とか「ごめんなさい」とかごくごくありふれた言葉なので、そのギャップの面白さに魅かれて、つい買って帰ったのでした。

高校3年生で絵本を?!と家族は不審がったのですが(受験勉強がたいへんなの? といった反応)、でもそれが、私が絵本に目覚めた出会いでした。

あんまり書くとネタバレで、読む気をなくさせてはいけないので、この辺で。



アンジーとの暮らし
2017/01/11
アンジー💚Love  

11月11日は、確か「ポッキーの日」でしたね。今日1月11日は我が家のセラピー犬、杏樹(アンジー)の誕生日でした。めでたく(?)3歳になりました。ワンコやニャンコは1歳で大人になるんですよね。で、7歳からシニアだそうですから(シニア犬対象のフードには7歳〜となっていました)、ということは、3歳ってもう30代ぐらいなのかしら…?

 

最近「75歳からを高齢者にしてはどうか」という提案のニュースが流れていました。これは多分、日本の人口が2007年から減っていることと、65歳以上の高齢者が予想より2年も早くに(確か、2013年に)25%を超え、「超高齢社会」に突入していることへの危機感からでしょうけれど。(年金制度とリンクされたら困るということにも触れていました。)

 

人の寿命と共にワンコの寿命も延びているんでしょうか? お散歩の途中で出会うワンコ知り合い(って言葉あるのかしら?)からは、「もう12歳」とか「18歳になるんです」とか「前の子は21年生きました」とか聞くのですが、もちろん、そんな統計ないでしょうし、ね。

 

アンジーは元々、3年闘病生活を送った父が、これ以上の抗癌剤治療を拒否して緩和ケアを受けるというので、父のセラピードッグに、と思って迎えた子でした。結局、短期の介護休暇になってしまって、父のセラピードッグとはなりませんでした。

 

さまざまな行き違いから父の死に目に会えなかったことで、お葬式が過ぎた後、精神的にかなり参ってしまいました。そんな私をそばで心配そうに見ていてくれたのがアンジーでした。…結局、父ではなく、私のセラピードッグとなってくれたのでした。

 

「アンジーって名前はエンジェルが由来でしょ?」って、英語をよくご存知の方やクリスチャンの方に言われます。それもあるんですが、本当は、昔読んで好きだった三原順の「はみだしっ子」というマンガに出てくる4人の主人公たちの一人の名前なんです。

 

自分の居場所がなくて家出し、いつの間にか寄り添い、旅をするようになった個性の全く違う、グレアム、アンジー、サーニン、マックスという4人の男の子たちのお話なんですが、素直に淋しいって言えない、ちょっと斜に構えたアンジー君が私はどうも気になって。

 

でも、そんな「はみだしっ子」シリーズのことは全く忘れていたのに、さて、なんていう名前をつけようと思った時、ふと出てきたのが「アンジー」だったのです。…名前は親からの最初のギフト(贈り物)ですよね。

 

マンガ本出てるのかしら、って、その後気になって、ネットで調べたら白泉社文庫から6巻出てました。…未完のまま、作者は若くして亡くなっていました。…思わず「大人買い」してしまいました。

 

アンジー、お前は今体重4.5キロで、お医者さんから4.2キロぐらいでいいって言われているから、太っちゃうと犬も成人病になるっていうから、(あ、成犬病?)もうちょっと欲しそうにするけど、ドッグフードは計った以上はあげてない。(でもこっそりおばあちゃん(=わが母)から、なにやら貰ってるよね?) 今日は特別にオヤツあげたけど。

 

長生きしてね。ちゃんと「老後」の世話もするから。「はみだしっ子」のアンジー君のような寂しがり方はさせないつもりだけど、でも、こればっかりはわかんないね。本人がなんと思うか。


ちょっと季節外れだけど、12月中旬に行きつけの「ドッグサロン そら」さんが撮ってくれたものが一番最近のものなので、「クリスマスバージョン」になりました(笑)。
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