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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2020/12/15
歩くのはなかなかむずかしい〜折々のことば・鷲田清一#2014〜  
2020年12月5日の「折々のことば」。

飛ぶのは簡単だけど、歩くのはなかなかむずかしい。

中川素子の言葉。

鷲田清一の解説。

羽を外して歩く練習をくり返す小さな天使たちが降り立ったのは、戦争の絶えない「悲しい星」、地球だった。
そこで彼らは…と物語は続くのだが、私はこの言葉を勝手に深読みした。
社会を高みから俯瞰(ふかん)するより、出来事の藪の中を歩み抜くほうが難しいと。
ある言葉との遭遇から思わぬ連想が膨らむのも読書の愉(たの)しみ。
絵本『宙(そら)からきた子どもたち』(絵・森ヒロコ)から。

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長田弘の詩
2020/12/14
光陰の矢の数と、おなじ枚数の年賀状〜長田弘の詩「賀状」(『深呼吸の必要』所収「大きな木」から)〜  
朝4時過ぎ。辺りは真っ暗、である。
このところ、日が差すのは7時を過ぎてから。
そうね。冬至に向かって日中がどんどん短くなる、
と同時に、日の出が遅くなっていっている。

おもむろに『深呼吸の必要』を開く。
ああ、久しぶり。
「賀状」に目が止まる。


  「賀状」  長田弘

 

 古い鉄橋の架かったおおきな川のそばの中

学校で、二人の少年が机をならべて、三年を

一緒に過ごした。二人の少年は、英語とバス

ケットボールをおぼえ、兎の飼育、百葉箱の

開けかたを知り、素脚の少女太刀をまぶしく

眺め、川の光りを額にうけて、全速力で自転

車を走らせ、藤棚の下で組みあって喧嘩して、

誰もいない体育館に、日の暮れまで立たされ

た。

 二人の少年は、それから二どと会ったこと

がない。やがて古い鉄橋の架かった川のある

街を、きみは南へ、かれは北へと離れて、両

手の指を折ってひらいてまた折っても足りな

い年々が去り、きみたちがたがいに手にした

のは、光陰の矢の数と、おなじ枚数の年賀状

だけだ。

 元旦の手紙の束に、今年もきみは、笑顔の

ほかはもうおぼえていない北の友人からの一

枚の端書を探す。いつもの乱暴な字で、いつ

もとおなじ短い言葉。元気か。賀春。

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折々の言葉
2020/12/11
人生のテーマ〜折々のことば・鷲田清一#1996〜  
2020年11月17日の「折々のことば」。

人の人生には、それぞれのテーマがあるのではないか。

中村文則の言葉。

鷲田清一の解説。

長編小説『逃亡者』から。
作中、一人のヴェトナム人女性が、祖国の悲惨な歴史を語りつつ、国花である蓮(はす)の佇(たたず)まいを「泥から出(い)でて、泥に染まらず」と表し、その凛とした姿が自分のテーマだという。
人生の理想にかぎらない。
そこで負った傷や苦労も、消し去りたい「不幸」ではなく、みずからが取り組むべき「テーマ」としてとらえると、それと向きあう力も湧いてくる。

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折々の言葉
2020/12/10
日常を丁寧に暮らさない貧しさ〜折々のことば・鷲田清一#2018〜  
2020年12月9日の「折々のことば」。

この国はものすごく貧しいよ。とっても貧しいんだよ。

辰巳芳子の言葉。

鷲田清一の解説。

低い食料自給率、とくにたんぱく源が十分に調達できないこの国の食の基盤の弱さを、戦時中より今日までずっと骨身にしみて感じてきたと、96歳の料理家は言う。
一つ事が起きれば供給が断たれるような脆(もろ)い構造をそのまま次世代に手渡すことはできないと、大豆を育てる運動を始め、調理法の基本を今も伝授する。
朝日新聞デジタルでのインタビュー(10月12日配信)から。

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仏教の学び
2020/12/06
無から生まれるものはなく、無に帰するものもない〜『ブッダの<呼吸>の瞑想』・お茶会〜  
12月4日金曜日。月に1回の「『ブッダの<呼吸>の瞑想』・お茶会」があって。
朝6時半から始まる「ズームでおはよう ブッダの呼吸の瞑想」でお世話になっている、
櫻井詢晃(さくらい じゅんこ)さんが主催されているもので。

アンジー連れて、ティク・ナット・ハンさんの『ブッダの<呼吸>の瞑想』を携えて、駆けつけたのでした。

うん。アンジーは、こんな時にはとても「おりこう」で。
抱っこ紐の中で、いい子にしている。
チャックを閉めれば、大抵は気づかれない。
けれど、お茶会に連れてきたのも何回目? なので、
しっかりと見つかって「ああ、よう来たね。」と声を掛けてもらい。

そうすると、クーンと、甘えた声を出す。

…存在を認められるのは、やっぱり犬でも嬉しい、か。



「今日は、どこを読みましょうか」という詢晃さんの声掛けで、ページを繰ってみる。

p.180辺りが気になって。そこは、「日常のなかで生かせる七つの瞑想法」という章立ての、「エクササイズ7」の途中で。

でも「エクササイズ7 すべての現象の本質(諸法実相)を深く見つめ、光を注ぐ」はp.162から始まって、p.199まであり。

p.180から読んでいくことになりました。

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