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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
長田弘の詩
2019/12/03
雲のかたち、風のにおい〜長田弘の詩「最初の質問」第一連〜  
私の好きな詩人のひとり、長田弘の詩に「最初の質問」という詩があります。
今朝は、7連から成る詩のその第1連を、ゆっくり読みたくなりました。


   「最初の質問」〜第1連    長田弘

 今日あなたは空を見上げましたか。
 空は遠かったですか、近かったですか。
 雲はどんな形をしていましたか。
 風はどんなにおいがしましたか。
 あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。
 「ありがとう」という言葉を今日口にしましたか。


朝の杏樹(アンジー)の散歩は、今は大体7時前。
その時に、まずはゆっくり空を見上げるのだけれど。
今は7時をすぎないと、太陽が昇ってこない。


続き
幸せをおすそ分け
2019/12/02
個別化で経済は動き、主体者が置き去りとなる〜第2回読書会〜  
第2回読書会は、第5章第2節「『家族介護』とは何か」から。
その部分は「復習・振り返り」のハズだったのだけど、読み合わせていくうちに、その節だけで終わってしまった…。
まあ、別に先を急ぐ必要は何もないから、それでいいのだけれど。

第2節冒頭は「日本の『家』制度も、『伝統』であるどころか、明治国家の発明品であることは、多くの法制史学者が指摘している」(P105)という指摘から始まり、その記述に続いて「仙田有紀〔1999、2011〕の指摘するように、『家』は戦後になって『近代的家族』(「近代家族」ではない)との対比のもとに『封建遺制』として再構築されたとすら考えられる。」(pp.105-106)と展開される。

ん? 「近代的家族」は「近代家族」と違うわけね。
その両者の説明がないのは、私たちが第5章から読んでいるせいで、前の部分に既に説明されているかもしれない。
…ここは、ひとまず保留。

「介護福祉の専門家たちは、『家族介護』そのものが、社会現象として歴史的に新しいことを指摘する。」(P106)とあって、その指摘の第1が「平均寿命の短さ」、第2が「同居に伴う扶養慣行が見られないこと」、第3が「三世代同居家族の同居期間が、現在よりはずっと短いこと」。

平均寿命は(1920年(大正9)の人口統計からしか信頼に値しないそうだが)、大正10年〜昭和5年の平均寿命は、女性46.54歳、男性44.82歳だという。
つまりは、「高齢者の人口学的な存在そのものが、歴史的には新しい現象」(P106)らしい。
高齢者人口比7%以上を「高齢化社会」、14%以上を「高齢社会」と呼び、それに従えば、「日本は1970年に『高齢化社会』に突入し、1994年に『高齢社会』の段階に入った。」(P106)

う〜ん、と。
確か、「超高齢社会」の定義もあったなあ。…調べてみると、21%以上の高齢化率が「超高齢社会」。

ちょっと、私、ここで間違った発言をしてしまった。
2019年現在の、日本の高齢化率は30%を超えているとアナウンスしたのだけれど、女性だけではそうだけど、全体では28.4%。(総務省統計局発表、2019年9月15日現在推計)
次回訂正しなきゃ、ね。


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折々の言葉
2019/11/29
すでにそこにある現実〜折々のことば・鷲田清一#1642〜  
11月17日の「折々のことば」。下地ローレンス吉孝のことば。

「多様性」や「ダイバーシティ」は、これから目指すべき目標なのではなく、すでにそこにある現実なのである。
 (「これから目指すべき目標なのではなく、すでにそこにある現実」に強調の「、」付)



鷲田清一の解説。

「ハーフ」は、そう呼ばれる人たちの思いとは別に、時代の文脈に弄(もてあそ)ばれるように語られ、イメージされてきたと社会学者は言う。
そしてその中で歪(ゆが)められ、かき消されてきた当事者の声を丹念に掘り起こす。
すでに、この国でもまぎれもなく多様な背景をもつ人びとが隣りあって生きてきたのだからと。『「混血」と「日本人」』から。


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幸せをおすそ分け
2019/11/28
観自在菩薩が家にやってきた!  
今週初め、また、浅田慈照尼宅に伺って。
今回は、9時に家を出て、2時間掛からずに着いた。
…道に迷わなかったので。

私のナビはもう4年前のもので、新しい道を関知できないのだけれど。
(「感知」と入れようとして、「関知」の方がいいか、と、訂正。…でも私の感覚的には「感知」。)
こんなに長く「京奈和」が延びている、とは知らなかった!

ナビの地図上の「道なき道」を行くのは、なんだかふわふわと空中でも飛んでいる、感じ。
…しかし、AIが付いてないから、ナビは「学習」しない。
何度でも「空中浮遊」する。
「…ちょっとは、学習したら?」運転しながら私は悪態をつく。
…新たに通った道は、地図上で、書き加えていったらいいのに、ね。
そしたら、私の「相棒」になれるのに。

閑話休題。

今回も満面の笑みで迎えていただいて。
アンジーの不安げな様子をよそに、訪問が始まりました。


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心理学
2019/11/25
平木典子先生の講座ーカウンセラーのためのアサーション(2)  
言語上のアサーションの二領域として、まず「関係維持(メンテナンス)」があり、次に「課題達成・問題解決(タスク)遂行」があり。
日常生活に関わる「メンテナンス機能」として、睡眠や食事、人間関係があって、その上に「タスク機能」として、目標・課題達成がある。
…まあ、ベースとしての睡眠や食事、人間関係が良好であってこそ、課題達成に向かうこともできる、ということで。
カウンセリングも、不安などでよく眠れなかったり食欲が落ちたりしたら、それを改善するためにいろいろ動き出すなあ…と思ったりしました。

問題解決・課題解決のためのDESC法が示されました。
・D(describe)=描写する(状況・事実を客観的に描写する)
・E(express,empathize)=表現する・共感する
・S(specify)=特定の提案をする
・C(choose)選択する(相手のyesとnoへの対応を考え、結果を選ぶ)

このDESC(デスク)法とは、調べてみると、1990 年代にアメリカのバウアー夫妻とケリーによって提唱された方法であることがわかりました。


このうちの「DとSはいつでも使える」と平木先生は言われました。
自分がどれだけ自分の感情を把握し、それを言語ができるかが鍵、と。

「驚いた」と「驚かされた」は違う、と。
「驚いた」がアサーション的だと。
なぜなら、感情は自分が起こしているものだから、と。

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