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教室に入れないのは、人の視線が気になる「視線恐怖症」である場合もあります

2018/10/10

こんにちは。

 

奈良・生駒で「カウンセリングルーム沙羅Sara」を開設している葛原昌子です。




2学期も始まって、1ヶ月半が経ちますね。

あれやこれやの秋の行事も、1つぐらいは終わったところでしょうか?

今回は、人の視線が気になる「視線恐怖症」についてのお話です。

教員をしているときに、いつ頃からか、教室にいるのが辛いと訴える生徒が毎年一人はいました。

どうしても人の視線が気になってしまう、と言うのです。

気になる、と言うか、人の視線が怖いのですね。

「そうか…。」とその時に私は、それはなぜなのかを追及しませんでした。

なんとなく、聞いても明確な答えがが返ってくるような気がしなかったのです。

そして、今となっては、それで良かったような気がしています。

問い詰めると、多分…責められているような気になったでしょうから。


「それで、どうしようか?」と聞くと、

「だから、教室の一番後ろの席にしてください。」と言った生徒も居ましたし、

「前に人の背中が見えると、人がこんなにたくさんいるって意識してしまうから、一番前の席がいいです。」

と言った生徒もいました。

一番後ろの窓側がいいと言った人もいたし、

いや、出入り口近くがいいと言った人もいました。

前の席でも、ちょうど真ん中がいいと言った人もいましたし、

ちょうど真ん中は先生の視線が気になるから、ちょっと左右に外れたい、と言った人もいました。

まあ…、人によってさまざま、ということですね。


「どうしようか?」と聞いた手前、言われたとおりにするしかなく、

クラスの生徒には、「まあ、ちょっと事情があってね…。」

ぐらいの説明で、了解してもらったように記憶しています。

高校生ともなると、あまりしつこく「なんで?」と聞いてくることもなかったです。


教室に居るのが辛い、といったときに、こんな風に人の視線が気になる「視線恐怖症」である場合があります。

これも「対人恐怖症」の一種なのですが、人を通常以上に意識してしまうのです。

「意識してしまう」感覚を、「そんなことないだろう」とか「気にするな」と言っても始まらないと思います。

それよりは、担任の先生に相談してみること。

担任に言いづらい場合は、保健室の先生、教育相談の先生に相談して、担任に伝えてもらうこと。

まずは、「辛さ」が少しでも和らぐ方法を考えてみる、というのがいいと思います。


その次に、なんでそんなに人の視線が気になるのか、出来れば、カウンセリングを受けることがいいですね。

本人も忘れてしまっているような「できごと」があって、

それが「澱(おり)」のように心に引っかかって、時間が経つと共に大きくなってしまっていることも考えられます。

気づいた段階での「手当て」だと、早く解決しやすいです。

けれど、人それぞれに取り組む「時期」は違うので、

カウンセリングを受けるかどうかは本人に聞いてあげてくださいね。

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