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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
仕事
2017/05/19
白庭台幼稚園での保育観察  
昨日の午後は、白庭台幼稚園に行く日でした。保育観察は年中さんクラスでした。保育観察時に、園児のひとりが「誰のお母さん?」から始まって、あれこれ言っていましたが、「あ、おばあちゃんの手だ!」には参りました。
…はい、長年何の手入れもしてこなかったので、車に乗るときも日焼けの防御もしなかったので、私の手の甲は、シミとシワでいっぱいです…。

まあ、でも年齢的にも、この子たちのおばあちゃん世代かもしれない…。私の子どもは大学生ですけど、産むのが遅かったものね。
それにしても、何? ごにょごにょと擦り寄ってきて、膝の上に座ろうとするのは!
続き
ボイスアート
2017/05/18
ボイスアートでの「死ぬ前の過ごし方と望むお葬式」レッスン  
昨日は1ヶ月ぶりに、まやはるこ先生のボイスアートのレッスンを受けに、梅田まで行きました。
「あれこれ、楽しそうにしているね」とお声をかけていただいて、この前の週末の「シニアライフカウンセラー養成講座」の話となりました。
他の受講生から「それは何?」と聞かれたので、簡単に説明する中で、「エンディングノート」の話となりました。

「エンディングノートも、一番大切なことは、遺された家族のためというより、それを書くことで、今生きている自分が、残りの人生をどう生きたいかを見直すこと。書いた時点での自分の人生がそこに表されているわけで、だから、何度書き直してもいいし、むしろ書き直す度に、自分の人生が明確になる、ということ。」と言われました。

「じゃあ、今日はそのテーマで、あれこれ考えてみましょうか?」と言われ、先生の誘導で、どんどん齢を重ねていくことをイメージしました。

「死ぬ1年前は、あなたは何をしていますか? 旅行していますか? 家にいますか? 誰と一緒? 自分が死ぬことを意識していますか?」

私は、旅行している気がしました。誰か、友達に会いに。まだ、死期が迫っていることをそんなに意識していません。ただ、ぼんやりと感じている、かな。

「死ぬ半年前になりました。あなたは何をしていますか?」

私は、そろそろ自分が死ぬことを悟り、身辺整理を始めます。

「死ぬ1ヶ月前。あなたは何をしていますか?」

私は、もうベッドに横になり、あれやこれや自分の人生を振り返りながら、眠ることの多い毎日。…そう、病院にいる気はしません。父が在宅で亡くなったので、自分もそれがいいと思っていることに、気がつきました。
父は在宅で緩和医療を受けました。だから、苦しまなかった、と母は言います。母もそういう風なのがいいと思っている様子…。

…そうか、父はこんな死に方もある、と見せてくれたんだ…。病院で亡くならなくてもいい方法。前日まで、自分で自分の朝食の準備をして、ホント眠るように…。…ありがとう。

「あなたは死にました。どんなお葬式をしたいですか?」

私は基本、自分のお墓は要らないと思っています。以前からそう思っていて、20年近く前に両親が墓地を買った時にもぽろっとそう言ってしまって、不評を買いましたが。でも、その考えは変わっていません。

でも、父はよく、悩んだら墓に参ったそうです。まあ、父にとっては「よりしろ」だったのですね。だから、両親の墓を欲しがる気持ちは理解しています。けれど、私自身は、あまり必要ない。仏壇だけでいいような。…いや、仏壇も要らないかもしれない。写真は1枚欲しいかな。そんなに大きくなくていい。

だから、子どもが私の墓を欲しがらなかったら、散骨でいいと思っています。…二上山(ふたかみやま)がいいなあ…。散骨も海は怖いので、嫌。

それより樹木葬がいいな。木の養分にでもなれたら、それがいい。

妄想はどんどん膨らんで…。「はい。では、少しずつ今の自分に戻ってきましょうか…」の声掛けで、レッスン会場に戻ってきました。みんなでシェアして、なんか楽しい時間となりました。

画像は杏樹(アンジー)との朝の散歩で見つけた、近所の薔薇。そろそろ薔薇があちらこちらで咲き始めました。

詩の世界
2017/05/17
塀の上を気ままに散歩〜佐伯祥の詩「猫」〜  
今朝は、ちょっと長い詩を。「読書への誘い」第46号で紹介したものです。
続き
セミナー
2017/05/16
シニアライフカウンセラー養成講座<初級>(3)  
前回の「初級講座B」の続きです。
第3講は「高齢者の住まい」。今年3月まで施設長をされていた福村拓良さんのお話です。
なぜ、高齢者の住まい探しが難しいかというと、「保証人の問題」「金銭面の問題」「情報源の問題」があると、テキストにありました。

主な老人ホームの種類と特徴は次のとおりです。
◯特別養護老人ホーム(特養)…〈要介護3〜5〉65歳以上で、常時介護が必要で、在宅で介護を受けるのが困難な人。全国での待機者は36万人。
◯介護老人福祉施設(老健)…〈要介護1〜5〉病状が安定しており、入院の必要はないが、看護や介護、リハビリを必要とする人。3ヶ月ごとに退所または入所継続の判定が行われる。
◯介護療養型医療施設…〈要介護1〜5〉病状は安定しているが、常時医療的な管理が必要な人。
以上3つが「介護療養型三施設」と呼ばれるもの。

◯軽費老人ホームケアハウスA型・B型…低額な料金で、居宅においての生活が困難な人を入所させる施設。生活相談・入浴サービス・食事サービスの提供を行い、車椅子も可。B型は自炊が原則。
◯グループホーム…認知症の高齢者が少人数(5〜9人)で居住・生活し、食事の支度や掃除・洗濯などを職員と共同で行う施設。
◯有料老人ホーム(介護付・住宅型)…ホームの職員が介護保険のサービスを提供する「介護付き」と介護サービスを提供せず、入居者が自ら外部の介護サービス業者と契約する「住宅型」がある。入居に際し、一時金が必要。
◯サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)…居室内は25㎡以上でバリアフリー、トイレ・洗面施設を備えなければならず、安否確認と生活相談が義務付けられている。契約は「賃貸借契約」。サービスは、別途介護保険料がかかることもあり、要注意。

福村さんの用意された資料には「ざくっと目安  介護の度合いとサービスの性格」と称した、介護の度合いによる老人ホームの選び方が図で示されたものもあって、非常に分かりやすかったです。
他には「介護の度合いと費用(予算)」の図もあり、「ホーム選びのチェックリスト」まであって、さすが、施設長をされてきた方だなあと思いました。

第4講は「整理収納・片づけ」。整理収納アドバイザー・認定カラーリストの出原好(いずはらよしみ)さんのお話。
「整理はお片づけではない」という話から始まり、「整理とは不必要なものを取り除くこと」=断捨離であるとのこと。
「いつか使うかも…」「まだ使える」「まだ使い切っていない」から捨てられない。
でもそれにとらわれず「使っている・使い道がある」かどうかで判断する、ということ。

「1、出して  2、分けて  3、収める」…この3行程だそうです。
持ち物全部を出して、「使っている・使い道がある」かどうかで仕分けして、必要なものを収納する…ということらしい。

モノの数は暮らす年数に比例して増えるので、理想は子どもの独立を期に減り、老後に向かって減るのが理想、だそうです。

そのために何より大切なのは「目的を設定する」こと。
どんな暮らしがしたいのか、どんな部屋にしたいのか。
それには、「いつ・誰が・どんな目的で使うモノか?」がポイントになる、と。

整理整頓の効果は次の5点。
  1 時間的効果…探し物をする時間がなくなる
  2 経済的効果…二度買いや備蓄の持ちすぎを防ぐ、引越しやリフォーム時にも荷物が少なくて安価
  3 精神的効果…スッキリ感や爽快感。人も呼べる。
  4 空間的効果…居心地のいいくつろぎ空間、車椅子が必要となった時の十分なスペース
  5 健康や介護に関する効果…ケガの予防にもなる

整理収納の5つの手順
  1 物を持ち続ける基準を作り、自覚を持つ
  2 不要なものを、勇気を持って処分する
  3 収納のための定位置を決める
  4 収納方法を決める
  5 収納空間の維持と管理をする

時間の経過による書類の使用率は、NAREMCO(アメリカ記録管理を協議会)の統計によると、6ヶ月以上経過で使用率10%以下、1年以上経過で1%以下の使用率となるそうです。「1年以上使用相手いないものは、『過去において使っていないものであり、今後も使い予定がないもの』と判断してよい」とテキストにありました。

他人に整理収納をすすめる時の注意点は「否定しない」だそうです。前向きな声かけで心を動かしてください、と言われました。

第5講は「代表的な葬儀トラブルとその防止法」。葬祭ディレクターの井上康孝さんの話。
前日に縦横無尽なお話を繰り広げられたので、指名もバンバンあったので、当てられないか、ちょっとドキドキでした。
トラブルは、やっぱりお金。

葬儀屋のいいなりにならないこと、複数人で葬儀屋と話をすること、だそうです。
いいなりにならないためのあれこれを教えていただきました。
たとえば、祭壇にも「白木」で8段階、「花」で15段階のランクづけがあるそうな。…びっくり! 全部で23段階ですね。

固定費として祭壇、お寺さん、寝台車(病院から連れて帰る)・霊柩車(火葬場へ連れて行く)があり、通夜供養として渡す品も、段々である、と。

できれば、見積もりを2、3社取ること。簡単に値引きするところはアブナイ。
セット料金になっているところは、そのセット内容を確認すること。
病院が勧めたところはダメ。
玄関、トイレが綺麗な葬儀社がいいけれど、それには事前に見ておかないといけない。 ということだそうです。

その後、20分の認定試験があり、終了。「中級講座」を受けに7月、旭川に飛びます。

画像は「ひろしま美術館」内のカフェの精算書入れ。ネコ付き。



セミナー
2017/05/15
シニアライフカウンセラー養成講座<初級>(2)  
「初級講座B」の第1講は、「終活」から始まりました。(有)キャリアプラン 代表取締役の大田晶子さんが講師です。特定社会保険労務士と、精神保険福祉士の資格をお持ちの方でした。
ご自身のご両親を見送られた経験をもとに、「就活とは何か」「公正証書とはどんなもので、どのように作成すればいいのか」「財産管理・整理の進め方」終末期医療への備えに必要なもの」という内容をお話しいただきました。

終活とは「『自分が死ぬまでのこと』と『自分が死んだ後のこと』の準備を意味します」とのことで、この言葉が広まったのは、2012(平成24)年に41歳で亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんが、「生前から自分の通夜や葬儀・告別式、墓の準備を決め、人生の最期を自分の望むように自分で準備して話題となったため」。(テキストからの引用)

大田さん独自の資料として、この金子哲雄さんの「相談していた医師への最後のメール」や、葬儀に用意された挨拶文など、その具体を知ることができました。(その他、大田さん独自の資料は、テキストに書かれていることの具体を示すもので構成されていて、内容を深めることができました。)

財産の管理については「整理することと、家族の共有の認識が必要」とのことでした。パソコン関連で、目に見えないものの整理にも注意を向けることを言われました。パソコンについては、平成15年から市町村回収からメーカー回収・リサイクルに変わったこと、パソコン以外の家電では、どのように定められているかの確認もありました。…この辺りのテキストの構成内容に、「非常に親切にできている」と感じました。…まあ、テキスト全編にその「親切心」が溢れているのですけれど、改めて感じた次第です。

テキストの終末期医療の項には愛知県半田市のホームページの「私の事前指示書」や日本尊厳死協会の「宣言書(リビング・ウィル)」そのものが載せられていて、さらにどのようにしてこの宣言書を登録するかまでを丁寧に説明されていて、感服しました。「ただし、医療現場では医師の判断も尊重されることから、実現されない場合もあります。」との但し書きも添えられていました。

大田さんの資料では、「尊厳死海外事情」として、カナダ・ケベック州の事例、カリフィルニア州の事例、台湾や韓国の事例まで挙げられていました。

第2講は「認知症あれこれ」と題する、寿指圧鍼灸院 院長の嘉内 寿(かない ひさし)さんのお話。脳の図を用意されて、ものの認識がどのように行われるか等の解説があり、「認知症とは、いったん獲得した知的能力(記憶・思考・判断)が脳の障がいにより持続的に低下し、物忘れなどによって、日常的に支障を来すようになった病的な状態」であるという定義に落とし込んで行かれました。(「障がい」という表示に、きちんと認識されているんだなあと感動しました。)

独自資料の中の「認知症を理解しましょう」の項に
  ◯ 認知症を病気として正しく理解する
  ◯ 認知症高齢者にも心の葛藤が有ることを理解する
  ◯ まず、認知症を知る事から適切な対応を学ぶ
とありました。この3項目が大切な事だと思います。

必ず見られる症状を「中核症状」と言い、主には「記憶障がい」と「見当識障がい」があるようです。記憶障がいのメカニズムを独自資料で説明されたのですが、これも非常にわかりやすかった。結局のところは、「自分が充実していた、輝いていた時代の記憶が根強く残る」とのことです。

過去に生きることで自分を守っているのでしょうか? …ということは、常に新しいことにチャレンジし、楽しんでいれば認知症にならないのかなあ?とふと思ってしまいました。でも、認知症の半分はアルツハイマー型だそうですから、脳の神経細胞の変性によって脳が萎縮するのですね。…いやいや、まだ私自身「病気」認識が足りないことが露呈しました。

周辺症状(すべての人に共通して現れず、個人差があるもの)として「もの盗られ妄想」の解説が非常に分かりやすかったです。「中核症状」として記憶障がいを起こし、大事なものをいつもと違う場所にしまい、その場所を忘れてしまいます。自立心が強い性格から「自分が忘れるわけはない」と思い、「息子が通帳を盗った」だの「妻が印鑑を隠した」だのという妄想に発展するのだというのです。ここで大事なことは、「憎いからではなくて、記憶に残っている人が、ふだんよく接している人」だからということなんだそうです。このことをわかっていると、疑われた子どもや配偶者、お嫁さんは救われますね。それにしても、こういうことは、普段から認知症の方と接しているから出てくる言葉だと感じ入りました。

長くなりすぎました。続きは次回に。画像はミリアムの台所から撮ったもの。
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