2001年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2002年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2003年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
第61号〜第95号2004年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2007年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2008・2009年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
2010・2011年度「読書への誘い」紹介した詩・文章 一覧
『西の魔女が死んだ』(梨木香歩著・新潮文庫・2001年刊)
中学に進んで間もなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わるひと月余りを、西の魔女のもとで過ごした。西の魔女こと大好きなおばあちゃんからまいは魔女の手ほどきを受ける。魔女修行の要は、何でも自分で決める、ということだった…。日本児童文学者協会新人賞受賞作。
『魔女の1ダース』(米原万里著・新潮文庫・2000年刊)
私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識があるのです。異文化間の橋渡し役、通訳を生業とする女史の水先案内で、さて、どんな世界が開かれるのでしょう。『ワニはいかにして愛を語り合うか』(竹内久美子・日高敏隆著・新潮文庫・1990年刊)
オスガエルは必死に鳴いて思いの丈を伝えます。何千羽も同時に出産するコウモリには、親子の合言葉があります。動物たちは結構上手く意思を伝えているようなのに、すごく頭がいいはずの人間はなぜ、自分の気持ちが分かってもらえないと悩むのでしょう。それは昔ワニだったことを、私たち人間が忘れてしまったからなのです…。多くの動物の生態と共に明かされる新事実!
『名前がいっぱい』より「あだな物語」(清水義範著・新潮文庫・1999年刊)
親の戒名を、寺に頼まず自分でつけようとした男は七転八倒。作家は小説の登場人物の 名前に四苦八苦。変なあだ名でクラスメートにいじめられて…。本名、あだ名、ペンネー ム、戒名、匿名 etc. 笑いを誘う様々なシチュエーションで、私たちの名前に対するこだわりやすったもんだを映し出した10 編。
『モモ』(ミヒャエル・エンデ著・大島かおり訳・岩波書店・1976年刊)
「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」というサブタイトルを持つ、児童文学の傑作。「児童」だけでなく心ある大人にも届く、エンデからのメッセージ。
『14歳からの哲学—考えるための教科書—』より「仕事と生活」(池田晶子著・トランスビュー社・2003年刊)
人は14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある——。専門用語による「哲学」ではなく、哲学するとはどういうことかを日常の言葉を用いて示すことに挑み続ける哲学者池田晶子の、若い世代へのメッセージ。
『ドラマとしての授業』(竹内敏晴著・評論社・1983年刊)
演劇人として、からだを開くレッスンを続ける筆者が、学校での生徒の閉じた<からだ>に警 告を発し、「開かれた<からだ>を育てるとは、全人格が成長していくことに他ならない」と、 これからの教育の方向性を示唆した書。
『「ことば」の課外授業—“ハダシの学者”の言語学1週間—』
(西江雅之著・洋泉社新書・2003年刊)
世界の言語数は「約いくつ」としか答えられない理由と本当は得体が知れないバイリンガリズムとの密接な関係。「人はことばではコミュニケーションできない」という意外な話から言語を言語たらしめる七つの性質の話まで。数十言語を自在に操る破格の天才言語学者が初めて語り下ろした平易かつ高度、専門用語一切なしの、目からウロコの言語学講義。
『男について』より「女友達」(ポール・セロー他著・井上一馬訳・文藝春秋・1990年刊)
『ニューヨーク・タイムズ』紙の日曜版の一部『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』紙上で 「男について」と題されたコラムの連載が始まったのは 1983 年の6月5日のことだった。そんなコラムの中から、時代の風雪に耐える優れたコラムを選んで編集されたのが、本書。
『がんばりません』より「あひるの子」(佐野洋子著・新潮文庫・1985年刊)
すっとぼけた話のあれこれ…。でも思わず「そうだなあ」と思わせる語り口。『百万回生 きたねこ』の作者が紡ぎ出す、日常に垣間見る人生の深淵。
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