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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 幸せをおすそ分け
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
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幸せをおすそ分け
2017/05/20
同級生と「はじめまして」のランチ  
昨日は、フェイスブックつながりで高校の同級生の、歌川剛さんに初めて会いました。…変な表現ですね。
でも、歌川さんは理系だったので、そして、理系の友人は高1の時のクラスメートぐらいなので、全く接点がなく、本物(!)の同級生とのランチに呼んでもらった、というもの。

いやあ…やっぱり「初めまして」でした。「全く」記憶がなく、ご本人も、ご友人も、私のこともご存知なくて、同級生ながら、近況、というより概況報告となりました。…まあ、よろしいですけれど。

歌川さんは、4年前に会社を辞めて北海道に移住した人です。
北海道で住むことは以前から考えていて、定年後かなあと思っていたそうなのですが、何か、会社勤めの先行きの閉塞感と、それから、「定年後だったら、エネルギーが残ってない気がして」思い立ったそうです。
介護のために仕事を辞めてらした連れ合いさんの、ご両親が亡くなったこともきっかけとなったといいます。

いろんなタイミングで、「その時期」って来るのですね。…なんだろう…変わり目。潮目。

それにしても、何も考えていなかったら来ないでしょうけれど。
何か、本当に望んでいたら、「その時」が来るのですね。
それは私も経験済みで、大学院進学も、10年待ちました。
大学出てすぐはダメでしたが、10年経って、チャンスは訪れました。
そして、大学出てすぐより、もっとずっと豊かな大学院生生活が送れました。

諦めないこと。本当に望むなら。

歌川さんの「物事の決め方」っていいなあと思いました。
北海道も広いけど、どうして、今の場所なの? って聞いたら、
「気に入った家がそこだった、というので決めた。仕事がどう、バス停からの距離がどう、近所がどう、ってあれこれ考え出したら、動けなくなる気がして。動かない言い訳を作る気がして、嫌だった。」と。
ふう〜ん…そういう決め方したんだね。

そうね。半世紀過ぎて、未知な場所に動くって、相当エネルギー要るよね。
でも、なんだろう…私は広島に残るか、奈良に帰るかという選択肢しか立てなかったけど、第3の、全く別な場所で人生を送るっていう選択もあるんだ!というのは非常な驚きでした。…しかも北海道!

しかも!歌川さんは長男だというのです。ご両親は弟さんに任せたと。10歳年下の弟さんだそうです。
あれやこれや、もっといろんな事情があるのでしょうけれど。
でも、みんなにとっていいことなら、それでいいんですよね。

ああ、もっと私も自由に生きていいのかもしれない…まだまだ「枠」が私にはあるのではないか、という問いを、歌川さんとの出会いで、いただいた気がします。…ありがとう。

画像は昨日の朝、霊山寺に出かけて撮った薔薇。満開でした。薔薇のお祭りが明日5月21日、日曜日午後から行われるそうです。

幸せをおすそ分け
2017/05/12
錦帯橋での再会  
ピーターラビット展のあと、今度は山口・錦帯橋目指して、移動しました。CDA資格を一緒に目指して勉強した友人がそこに住んでいるので。CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)、いわゆる「キャリアカウンセラー」資格は二人とも無事1回で合格しました。…もう5年近く前のこと。私が勤めていた広島県廿日市西高校に、「キャリアカウンセラー」として週1回やってきた彼女と、就職担当だった私は、一緒に仕事をすることになって知り合ったのでした。

「ねえ、一緒にCDAを目指さない?」と持ちかけたことを覚えています。確か…、ペアで受講すると講座受講料がちょっと安かったような。それで誘ったのでした。

そのあと、CDA資格を持っていたら、国家資格の「キャリアコンサルタント 2級」資格が、「学科免除」となるのが、確か、平成25年度までで、CDA資格を取ってから1年間しかなくて、それでもとりあえずチャレンジするためのあれこれ…「免除講習」なるものを大阪まで受けに行くのとか、面接練習とか、を一緒にしました。

残念ながら、「キャリアコンサルタント2級」資格は取れなかったのですが、その時以来、お互い忙しくて会ってないような気がします。…となると、4年ぶり、でしょうか。

相変わらず背が高くて(いや、背は変化しないか…)、涼やかな声で、ほんわかした笑顔が素敵な彼女でした。キャリア関係のお仕事以外に「行政書士」のお仕事も始めたそうな。え? 行政書士持ってたの⁈ と驚く私に、「うん…もっと若い時に、取ったものよ」って。(「もっと若い時」という言い方が、いいなと。「若い時」ではなくて。うふふ。)

遅いランチを取った後、錦帯橋を渡りました。久しぶりの錦帯橋でした。

この場所は亡くなったお父さまの故郷で、彼女自身は広島生まれの広島育ちだそうな。自分の生まれ育った場所ではないところで今後を生きて行く、というのは私も少し似たところがあります。でも、彼女の方が県も違うし、大変。友人もいなくて辛かった…と言いました。でも、偉いね。ここで根を生やして生きて行くんだね。親の介護で東京を引き払って、ここに移り住んで、もう11年なのね。

彼女の密かな「チャレンジ」も聞かせてもらって、あっという間に2時間半が経ちました。

ありがとう。時間取ってくれて。また、会おうね。また、どんな仕事を作ったのか、聞かせてね。私も自分の仕事を作って行くから。

幸せをおすそ分け
2017/05/09
奈良公園・飛火野(とびひの)  
奈良公園の一角に「飛火野」と呼ばれるところがあります。どこからどこまでをそう呼ぶのか定かではないのですが、私が知らないだけで、定まっているのかもしれません。(どなたか、ご存知だったらお教えください)
東大寺から春日大社の鳥居、高畑へと抜けるバス通りに沿っていて、なだらかな傾斜があるところなんですが、大学生の私の「お昼寝」の場所だったりしました。

お昼を食べて、あるいはお昼をそこで食べて、午後すぐの授業がない場合、そのままぼんやりとそこで過ごしたりしていました。もちろん、夏の暑いさなかは日陰を探すのが大変で、それに鹿フンが臭うので、ダメでしたけど。

昨日は朝8時にミリアムと別れて、そのまま家には帰らずに、鹿にあって来ようと、トコトコ飛火野までやってきました。朝の光は柔らかく、空は青く、鹿は一頭もいなかったのですが、丘のようになっているところを越えていったら、大きな木の下にたくさんいました!

「おはよ」と挨拶して手招きしたら、若い子は近づいてきたりしました。手をさしのべると、頭を撫でさせてくれる子もいました。(でも、エサを持ってないと知ると、すぐ離れて行きました)




昨年春に早期退職を決めるまで1年間悩んだのですが、最終的に老後をどこで過ごすかを考えた時に、やっぱり私は広島にいる自分をイメージできなかった、ことがあります。
広島では最後の10年ぐらいは海近くで暮らしたので、ほとんど毎日見る海はホント飽きなかった。
奈良には海はなかったので、海は憧れでもありました。

けれど私は、あのだだっ広い、何の変哲もない飛火野が恋しかったりしたのです。…ふるさとって、そういうものかもしれませんね。…今住んでいる生駒は、やっぱり「ふるさと」ではない。私の「ふるさと」は、基本「平地」なのです。

30分足らず、でしたけど、いい朝の時間でした。

幸せをおすそ分け
2017/05/08
お誕生日会  
友人のミリアムと私は誕生日が近いので、昨年に私が奈良に帰ってから、二人で「お誕生日会」をすることにしています。…そもそもは、ミリアムと亡くなった夫君、節夫さんの誕生日が同じ日なので、お誕生日は淋しいだろうなと思ったのがきっかけ。今年は2回目。今年は、ミリアムのお店が終わった後、食事に出かけることにしました。奈良に住む、高校の同級生に「いいお店、教えて」と頼んだら、奈良ホテルから東寄りのところにある「梛(なぎ)の木」という、奈良産の食材にこだわったレストランを紹介してくれました。

「梛」なんて、読めませんよね。でも私は「なぎ」と聞いて、その昔、…20代の頃、梛の苗木を買ったことを思い出しました。記憶が定かでないのですが…確か、春日大社か…のご神木とされているのが、数少なくなって、絶滅しないように増やしましょう、というのだったような…。(でもその苗木は、どうなったのか…定かでありません…)

ネットで調べると「梛(ナギ)はマキ科マキ属に含まれる常緑高木。雌雄異株。日本の本州南岸、四国九州、沖縄、台湾、中国の海南島などの温暖な地方に分布します。世界に約100種あるマキ科マキ属のなかで最も有名で、最も美しいといわれる木が梛です。針葉樹でありながら広葉樹のような幅の広い葉を持つユニークな木なので独立してマキ科ナギ属とされることもあります。」とありました。

そのお店が、なんとミリアムの長女の友人の妹さん夫婦がやっていたのです。…世間は狭いですねえ…。ちょうど、長女から「お店を始めたようよ」という連絡が来ていて、お店を探そうとしたけど、ちょっとわからなかった…というところだったみたいで。聞いたら、開店してまだ1ヶ月だそうです。

コース料理の「お魚」を選んで、「お肉」一品を外してもらったのですが、それでもお腹いっぱいになりました。デザートのお皿には、「おたんじょうび おめでとうございます」の文字が。

ちょっぴり嬉しい、6歳と7歳でした。(10の位は置いといて。)




お店から戻って、私が持って来た日本酒を開けました。…1年以上前に、広島の友人から頂いたもの。なかなか飲む機会なくて、「1年も置いといて、大丈夫?」と心配しながら、でしたが、大丈夫でした。辛口のいいお酒。そのまま、「みりあむ」でお泊まりとなりました。

画像は、今日のために用意した小ぶりのタンブラー。猫とお月さんと、それからスワロフスキーが星となって輝いています。


幸せをおすそ分け
2017/05/06
穏やかな時間  
GWがゆっくりと過ぎていきます。今年のGWの前半は、マイク・リードさんのゲシュタルト ワークショップで濃密な時間を過ごし、後半は、友人たちとランチを取っておしゃべりしたりの穏やかな時間が流れていっています。

昨日はゲシュタルト仲間のともこさんがカウンセリングルームに遊びに来てくれました。
気温が25℃を越えた日で、ベランダ側の掃き出しのガラス戸を開けても暑くて、今年初めてのクーラーを入れました。

空は初夏の色合いで、おしゃべりの途中で、ともこさんがパステル画の画材一式を持って来てくれたので、5月の風物、鯉のぼりを描くことにしました。
棒状のパステルを茶こしで削って粉にして、指でゆっくり刷り込んでいく…。
ホント、自分の指を使っての表現っていいですね。
力の入れ方で、用紙に刷り込まれていく濃度が変わり、指の動かし方でも濃淡ができ…。
どうしても苦手意識が先に立つのですが、指を動かしているうちに、そういった「雑念」は飛んでいきます。

下地の白を塗り、まず空を塗り…空の色は好きな青色を選び、それに何色かを混ぜ合わせたり、重ね塗りをしたり…。
次に、雲の形を画用紙に鉛筆で描き、それをくり抜いて型紙を作り、雲を置きたい場所にその型紙を置いて、消しゴムで色を抜く。
雲を3つほど飛ばしたら、次に、鯉のぼりの形をくり抜いた型紙を置いて、消しゴムで消し、新たに青の鯉のぼりの色を選んで、尾っぽのところを指で塗り込み…。
鱗は綿棒で、型押しみたいに点々と描いていきました。

次は、緋鯉。可愛い感じにしたかったので、ピンク系の赤に赤色を混ぜて色を作りました。
目を描き、それから、ポール。

私の鯉のぼりを見て、ともこさんが「上の鯉が、まこさんみたいね。ちょっと跳ね上がって元気で。気持ち良さそう!」
と言ってくれました。
そうね。青い鯉がホント跳ね上がって、気持ち良さそうだ。
ホント、これ、私だね。でも、下の緋鯉のように、素直にまっすぐ、っていうのも私だよ。

なあんて、軽口を叩きながら、私の2作目のパステル画が出来上がりました。
ともこさん、いい時間をありがとう。

カウンセリングルーム 沙羅Sara

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