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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
幸せをおすそ分け
2017/07/26
従姉とデート  
昨日は朝から奈良に用事があって、それはスムーズに終了して、「済んだら電話してね」と従姉に言われていたので連絡して落ち合って、それからランチ&カラオケとなりました。
お互いに昼下がりからまた別の用事が会ったので、2時間半の短いデート。

ランチをしながら、ゆっくりと従姉と話をしました。
祖父母のこと。お互いの父のこと。…お互いの母のこと。

従姉は…言葉を選びながら、私を思いやってくれていることが感じ取れました。
…従姉は、とても苦労して生きてきたんだなと思いました。
繊細で、感じやすい心を持つが故に、辛いことも多かったんだろうと思いました。

カラオケは、従姉の「ストレス解消」なんだそうな。前回あった時に「カラオケ行こう!」と誘われていたので、ちょっと時間は短いけど行こうよ!と私から提案。

私は…何年ぶりだろう…というくらいお久しぶりで。
でもそういう従姉だって、前回はクリスマスの時分だったそうな。

従姉は歌い込んでいるらしく、声が伸びやかで。
私といえば、ホント全然声が出なくて。

まあ、いいか。
従姉の歌う声が聞けただけで。

中島みゆきが好きなんだそうで。あとはアニソン。
…そうなんだ…と思ってしまった。余り「想定外」ではなかった。

また行こうね。

…ボイスアートにも、ゲシュタルトにも誘いたい気はするんだけど、ね。
「もともと自分が余り好きでなかった…。」って言ってたから。

私もそう! 私も自分が好きでなかった。嫌いだった。…今は少しずつ、動き出している、感じ。
自分に厳しくするの、やめ始めているところ。
ついつい、自分を追い込んでしまいがちなんだけど、ね。つい「頑張って」しまうので。
どの辺りから「無理」がかかってくるか、ようやく分かってきて、軌道修正できるようになった。

今日も用事が3つあるんだけど、そのうちの「夕方から夜」の予定を一つ外そうと思ってる。
昨日の夕方からの用事で、ちょっと心が疲れたからね。
これまでの私だったら、あくまで予定通りにしてた。
でも、今の私は「ちょっと休もう」が出来るようになった。
いいよね。人に迷惑掛けないように、配慮さえできれば。

杏樹(アンジー)が側に来て、キーボード付きのタブレットを鼻で閉じようとしています。

ああ! アンジー、分かったよ。でも、まだ、お散歩の時間じゃないよ。今、5時半。
…ん、でももう書き終えたでしょ?って? …よくわかるね。
じゃあ、ちょっと遊んであげようね。

画像は、昨日、従姉に貰った、お手製の「梅酒」。
甘味が控えめで、私好み。(昨夜もう、いただきました。)

絵本の世界
2017/07/25
ちょっとステキなコラボ絵本〜『パンプルムース!』(文:江國香織/絵:いわさきちひろ)〜  
帯には「江國香織といわさきちひろ はじめてのひらがな詩画集」とあります。
2005年2月、講談社から第1刷が発行されています。
29個の詩と絵の世界が広がっています。
そのうちの、私の目に留まった3つを紹介します。

      「パンプルムース!」

  グレープフルーツのことを
  フランスごでは
  パンプルムースっていうのよ
  きのうまでのわたしはしらなかったけど
  きょうのわたしはもうそれをしってる
  だからね
  いつかフランスにいったら
  レストランのテーブルにつき
  すましてこうちゅうもんするの
  パンプルムース!


なんだか、ちょっと得意げな表情をして、椅子に座った女の子が、脚をぶらぶらさせながら、斜め30度に顔を上げて言っている、感じ。
うん、おしゃまさん、っていう感じかな。
昨日の私と今日の私は違うんだよね?
…そうそう。毎日が「成長途上」なんだよね。
「挫折」なんて縁がないね! 
うん、まだ、知らなくていい。…もっともっと、あとでいい。


    「なくときはくやしいの」

  なくときは くやしいの
  かなしいんじゃなく
  さびしいんじゃなく
  ただ もう くやしいの
  からだのなかがあつくなって
  そとにそれはでていけなくて
  もんどりうって
  おおあばれして
  ただ もう やみくもにくやしいの


ああ! そうだなあって思いました。
悲しいのではなく、淋しいのでもなく、「悔しい!」って時、ありますよね。
その気持ちが身体の中で大暴れする。

そんな時は、どうやって鎮めますか?

「大丈夫、大丈夫よ。…私は分かっているからね。」
そんな風に私は私をなだめて来たように思います。
あ、そうか…! 私は杏樹(アンジー)の背中をトントンしながら、私をトントンしてたんだね…!


    「おさけのみになるほうほう」

  すてきなよっぱらいをみること
  ゆかいはすてきとしること
  からだをおんがくでみたすこと
  せかいはすてきとしること


「素敵なよっぱらい」は、陽気だと思う。
悲しい時に、悲しみに沈むのは嫌い。…それは独りよがりだから。美しくないから。

「陽気とビョーキは親戚だね〜」なんて、言ってたこともあるなあ、私。
私のお酒は、陽気。辛気臭いのは嫌。誰も幸せにしないから。

…それにしても、「愉快」と「世界」も、近いんだね。

 

誰もが孤独を抱えている。…そんなことあたりまえ。
だからこそ、人を思いやれる。
今の瞬間を、ああ、美しい…と感動できる。
この瞬間に死んでもいいな、とさえ思う。

そうね。癌が発覚してから12年目になった。
その時は、子どもが小学生だったから「まだ死ねない!」と思ったけど、子どもも成人したから、もういいよね。
今はどこか「余生」気分。

私がいろんな場所での日の出や夕日を見たくなるのは、「世界は美しい」と感じたいためである気がする。
子どもの頃の私は、苦しくて苦しくて、生まれて来たのを悔やんだりしたけど、でも! 世界はこんなにも美しいというのを感じて、私のインナーチャイルドに、あなたのいる世界は、こんな風なんだよ、と言ってあげたいんだと思う。
…そうなんだよ…世界は素敵なんだ。だから、生まれてきてよかったんだよ。

そうだね。…たくさんの素敵な人にも会えたしね。
私の残り時間は、自分に出来ることを積み重ねたいね。
それが誰かの役に立つなら、とても嬉しい。
誰かの安らぎにつながるなら、とてもとても嬉しい。

母との暮らし
2017/07/24
アーサー・ビナードの詩「へそくり」  
2012年12月22日、アーサー・ビナードさんが広島に来て、講演をされた時に買った詩集『ゴミの日』から、「へそくり」という詩を。


         「へそくり」      アーサー・ビナード

  あなたがした
  ちいさないやなこと
  あなたがおとして
  きづいてもいない
  くらいちいさな
  ゆるせないことの
  いちもんいちもんを
  そっとこころの
  からくりばこに
  しまっておこう
  わたしがこころの
  むいちもんになった
  ときのために
                     (詩集『ゴミの日』2008年7月初版 理想社)


「こころのむいちもん」ってなんだろう? …心に余裕がない時? 心に余裕がなくて、相手の言動が、許せない!と思う時?   …そうかもしれない。

私の「こころのむいちもん」は、どういった時に生じるか。
母の「被害者」に立っての物言いを聞いた時。
私は可哀想。私はなぜ責められなければならないの? そういって、自分の言動を棚の上に上げて、小さな子どもになる時。

私はつい、母のインナーチャイルドを育てようと決心したことを忘れ、そういって私を「操作」して来た母を思い出す。
「お前は親不孝」「親がこんなにお前のことを考えているのに、なんでお前は反抗ばかりするのか」
そういって、自分の願いを押し付けてきた。

家もいらない。財産もいらない。私は自由が欲しい。
自分の思うように生きていっていいよ、という自由が欲しい。
そう思って、私は家を飛び出し、自分で生きてきた。
自分で生きていくだけのお金は自分で稼ぐから、もっと楽に息がしたい。
そう思って生きてきた。
自分で生きていけるだけのものを持って、やっと親と向き合えた。

母には、自分がやってきたことの振り返りも反省もない。
それは分かっているつもりなんだけど、時折、私の心が悲鳴をあげる。

無駄よ。
言ったところで。
母は依怙地になるだけで。

で、「へそくり」なんだけど。
自分の心に余裕がなくなった時のために「あなたがしたちいさないやなこと」を心のからくり箱に入れておこう、と言うのですね。
自分だって、あんな風な嫌なことをしたじゃないか、自分にとっては「小さな」ことかもしれないけど、人にとっては「小さな」ことで済んでないかもしれない。
どうしようもなく「許せない!」って気持ちにさせたかもしれない。

…そうね。そうかもしれない。
自分のことはわからないものね。
分かっているつもりでも分かってないかもしれない、と思っていた方がいい。

人を傷つけるつもりはなくても、傷つけているかもしれない。
私の存在そのものが目障りな人もいるかもしれない。

でも、今の私は「自己否定」には陥らない。

あとは…自分の心が穏やかにいられるように、もう少し工夫が必要。

絵本の世界
2017/07/23
いろんな表情で癒やされます〜『犬のしっぽ』(文:山口樹々 撮影:福田豊文・植木裕幸)〜  
随分前に『猫の時計』を紹介しました。今回は『犬のしっぽ』。尻尾に「特化」しています。
表紙の画像は、なんだか、敷物のようなうつぶせ姿。
…こんな格好、杏樹(アンジー)もします。
(そもそもは、広島の友人の一人が、「薄〜い、ハムスターの作り方」の動画をアップした人がいるよ、といって見せてくれて、「薄〜いアンジーもできるかな?」なんて後脚を開脚させて、平べったくさせてみたのが、その格好のアンジーの始まり。)
お腹をペタンと床にくっつけるのが、気持ちいいみたい。

あ、話が逸れました。

中表紙もこんな風で、

おお!しっぽ!


「時にはしっぽで夢をみる」…ふむふむ。


「未来の国へかくれんぼ」と可愛いしっぽが続きます。

ワンコの全身が写っている場合もあれば、しっぽだけの場合もあり…。
それぞれ表情豊か。

裏表紙はこんな風。


まあ!表表紙のワンコは、前から見るとこんな子だったのね! ということで。
2000年1月第1刷です。ネスコというところから発行されていて、発売元は文藝春秋。

やっぱり、ここはアンジーも登場願わないと!

撮られたのも知らないで、まだおねむのアンジーでした…。(AM5:23)

【追記】
インスタグラムにこの本の画像を載せていたら、「しっぽ、面白いですね〜。」とコメントしてくださった方がいて、そのお返事を打っていたら、急に、子どものしっぽのことを思い出しました。
その昔子どもがまだ小さいとき、ダンボが好きで、耳を羽ばたかせて飛ぶ様子を真似してたので、ついでに「Kちゃんのしっぽは?」って聞いたら、「ここ!」といってお尻を向けて、エアーのしっぽを見せてくれた記憶があります。(おお!うちの子にはしっぽがあったのか!と感動しました…)

詩の世界
2017/07/22
「笑えるね」って思えたら、大丈夫〜藤富保男の詩「駝鳥」〜  
今朝は、ちょっとすっとぼけていて、そしてなんだか妙に心に残る詩を。
藤富保男の詩「駝鳥」です。「読書への誘い」第51号で紹介したものです。
続き
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