大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
母との暮らし
2017/07/24
アーサー・ビナードの詩「へそくり」  
2012年12月22日、アーサー・ビナードさんが広島に来て、講演をされた時に買った詩集『ゴミの日』から、「へそくり」という詩を。


         「へそくり」      アーサー・ビナード

  あなたがした
  ちいさないやなこと
  あなたがおとして
  きづいてもいない
  くらいちいさな
  ゆるせないことの
  いちもんいちもんを
  そっとこころの
  からくりばこに
  しまっておこう
  わたしがこころの
  むいちもんになった
  ときのために
                     (詩集『ゴミの日』2008年7月初版 理想社)


「こころのむいちもん」ってなんだろう? …心に余裕がない時? 心に余裕がなくて、相手の言動が、許せない!と思う時?   …そうかもしれない。

私の「こころのむいちもん」は、どういった時に生じるか。
母の「被害者」に立っての物言いを聞いた時。
私は可哀想。私はなぜ責められなければならないの? そういって、自分の言動を棚の上に上げて、小さな子どもになる時。

私はつい、母のインナーチャイルドを育てようと決心したことを忘れ、そういって私を「操作」して来た母を思い出す。
「お前は親不孝」「親がこんなにお前のことを考えているのに、なんでお前は反抗ばかりするのか」
そういって、自分の願いを押し付けてきた。

家もいらない。財産もいらない。私は自由が欲しい。
自分の思うように生きていっていいよ、という自由が欲しい。
そう思って、私は家を飛び出し、自分で生きてきた。
自分で生きていくだけのお金は自分で稼ぐから、もっと楽に息がしたい。
そう思って生きてきた。
自分で生きていけるだけのものを持って、やっと親と向き合えた。

母には、自分がやってきたことの振り返りも反省もない。
それは分かっているつもりなんだけど、時折、私の心が悲鳴をあげる。

無駄よ。
言ったところで。
母は依怙地になるだけで。

で、「へそくり」なんだけど。
自分の心に余裕がなくなった時のために「あなたがしたちいさないやなこと」を心のからくり箱に入れておこう、と言うのですね。
自分だって、あんな風な嫌なことをしたじゃないか、自分にとっては「小さな」ことかもしれないけど、人にとっては「小さな」ことで済んでないかもしれない。
どうしようもなく「許せない!」って気持ちにさせたかもしれない。

…そうね。そうかもしれない。
自分のことはわからないものね。
分かっているつもりでも分かってないかもしれない、と思っていた方がいい。

人を傷つけるつもりはなくても、傷つけているかもしれない。
私の存在そのものが目障りな人もいるかもしれない。

でも、今の私は「自己否定」には陥らない。

あとは…自分の心が穏やかにいられるように、もう少し工夫が必要。

絵本の世界
2017/07/23
いろんな表情で癒やされます〜『犬のしっぽ』(文:山口樹々 撮影:福田豊文・植木裕幸)〜  
随分前に『猫の時計』を紹介しました。今回は『犬のしっぽ』。尻尾に「特化」しています。
表紙の画像は、なんだか、敷物のようなうつぶせ姿。
…こんな格好、杏樹(アンジー)もします。
(そもそもは、広島の友人の一人が、「薄〜い、ハムスターの作り方」の動画をアップした人がいるよ、といって見せてくれて、「薄〜いアンジーもできるかな?」なんて後脚を開脚させて、平べったくさせてみたのが、その格好のアンジーの始まり。)
お腹をペタンと床にくっつけるのが、気持ちいいみたい。

あ、話が逸れました。

中表紙もこんな風で、

おお!しっぽ!


「時にはしっぽで夢をみる」…ふむふむ。


「未来の国へかくれんぼ」と可愛いしっぽが続きます。

ワンコの全身が写っている場合もあれば、しっぽだけの場合もあり…。
それぞれ表情豊か。

裏表紙はこんな風。


まあ!表表紙のワンコは、前から見るとこんな子だったのね! ということで。
2000年1月第1刷です。ネスコというところから発行されていて、発売元は文藝春秋。

やっぱり、ここはアンジーも登場願わないと!

撮られたのも知らないで、まだおねむのアンジーでした…。(AM5:23)

【追記】
インスタグラムにこの本の画像を載せていたら、「しっぽ、面白いですね〜。」とコメントしてくださった方がいて、そのお返事を打っていたら、急に、子どものしっぽのことを思い出しました。
その昔子どもがまだ小さいとき、ダンボが好きで、耳を羽ばたかせて飛ぶ様子を真似してたので、ついでに「Kちゃんのしっぽは?」って聞いたら、「ここ!」といってお尻を向けて、エアーのしっぽを見せてくれた記憶があります。(おお!うちの子にはしっぽがあったのか!と感動しました…)

詩の世界
2017/07/22
「笑えるね」って思えたら、大丈夫〜藤富保男の詩「駝鳥」〜  
今朝は、ちょっとすっとぼけていて、そしてなんだか妙に心に残る詩を。
藤富保男の詩「駝鳥」です。「読書への誘い」第51号で紹介したものです。
続き
幸せをおすそ分け
2017/07/21
「プライベートオーガニックエステサロンprism」  
小・中・高校で1学期の終業式という昨日、一足先に「夏休み」を味わいに、尼崎市武庫之荘にある「プライベートオーガニックエステサロンprism」に行きました。
ずいぶん前の予約だったので(5月末でした)、どうやっていくんだっけ? を確かめながら、「神戸三宮駅行き」8時33分近鉄生駒駅発の快速急行の電車に乗り込みました。
梅田まで出て、それから阪急電車。
10時の予約に、武庫之荘駅にちょっと早めに着かないと、と思って、9時37分着にしていました。

武庫之荘駅では、電車に乗り込む前にお電話しておいたので、オーナーセラピストの山野さんが車でお迎えに来てくださっていました。
紺色の可愛いmini。
ドアを開けていただいて、そこから「お姫様」気分で。

ちょっと車を走らせて、ご自宅のサロンへ。


玄関に入ると、こんな風。


 まあ、ここまでは「おしゃれなお家」という感じでしたが、ドアを開けると、

こんな風な空間が広がっていて、びっくり。

そもそもなんでこんな遠くのサロンに? と思われるでしょうね。
Facebookでお友達申請していただいた方が、5月末頃に、このサロンのエステを受けたブログを書いてらして、施術を受けながら浮かんだ言葉が「母」だった…というので、私はどんなことを感じるのだろうと思ったのがきっかけ。
(2ヶ月も前のことだったので、そのことを山野さんに聞かれた時、すっかり忘れていてお答えできませんでした…。)

さて。部屋の一角に設けられた「カーテン引き」の場所でバスローブに着替え、フットバスから始まって。
そのあと足裏の角質を取っていただいて。
それから「ボディ&フェイシャル160分」コースが始まりました。

アロマオイルが折々に香り立ち、まずは背面から。
最初の身体へのタッチがとても繊細で、指一本で触れられて、それからすうーっと全身に。
その触れられ方に、…なんというか、とてもとても大切に扱われている感じが私の中に湧いて来て。
ああ、こんな触れられ方があるんだ!とびっくりしました。

私自身、個人カウンセリングに10分ほどのハンドトリートメントを行なっているのですが、どんな触れ方をすればいいのかがよくわかりました。(わかっても、できるかどうか、までキョリがあるとは思うのですが。)

私がいつも凝り固まっている「肩・首」に対しては、「強くマッサージしてほぐすのではなく、ゆっくりと、全体的に奥の方からじんわりほぐしていきます」と言われていたのですが、確かにそのようでした。
ゆっくりと凝りが消えていきました。

前面を向いて、今度は腕から。
腕を上に上げての施術を受けたのは初めてでした。確かにリンパを流すにはいいように思いました。
手の先に対するアプローチもとても丁寧で。セラピスト自身の指間を使っての施術も初めてでした。

それから、腸に対するアプローチ。ゆっくりと、穏やかに。
…腸は「第二の脳」って言いますものね。

…そうですね…。私は深海を漂っている感じでした。
薄青い中、音もなく、たゆとう感じで…。


施術が終わると、13時20分でした。
そのあと、お茶が出され…

ルイボスティーとグラノーラ&ドライフルーツ。

16時に人と会う約束を入れていたのを残念に思いました。
ここに来るのは、あとに何の予定も入れない方が良かったですね。

山野さんは「ザ・リッツ・カールトンホテル大阪」内のスパで、経験を積まれたそうです。
そして2006年に独立。それから、もう11年になるのですね。

施術を受けながらのよもやま話も楽しかった。
山野さんの、夫とのあれこれや、お子さんのことやら。
私も、子どもの不登校の話や、杏樹(アンジー)の話や。
…途中、熟睡していたようにも思うのですが。

また、来ます。

画像は、とてもお洒落な、山野さん家のトイレ。

セミナー
2017/07/20
シニアライフカウンセラー養成講座<中級B>遺言書  
7月9日に行われた「シニアライフカウンセラー養成講座 中級B」は、「公的年金制度」「コミュニケーション力」「住宅売却時の税金」「遺言書」「高齢者の食卓と栄養」という5つの講義があったのですが、今回は「遺言書」について取り上げたいと思います。

遺言書には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」の二つがあります。
「公正証書遺言」は平成28年度は105,350件で10年前の74,000件から大幅に増加しています。
10万件を超えたのは平成26年度からだそうで、その背後には相続税の改正があるようです。

「自筆証書遺言」のポイントは次の5点です。
1  全文を自筆すること…偽造・変造の恐れを少なくするため
2  日付を書くこと
3  名前を書くこと
4  押印があること
5  15歳以上であること

なお、注意事項として、訂正の場合、「①場所を指示し、②これを変更した旨を付記して特に③これに
署名し、且つ、④その変更の場所に印を押さなければ」効力がないことになるそうです。
具体的に言うと、本文に取り消し線を引き(①)、そこに押印し(④)、欄外に、3行目3時削除、4字加入(②)、甲野太郎(署名)(③)という流れになります。

「公正証書遺言」とは、「遺言者が証人立会いのもと、公証人の面前で遺言の内容を口授し、それに基づいて、公証人が遺言者の真意を正確に文章にまとめ、公正証書遺言として作成する遺言書のこと」です。

民法の969条には、次のように定められています。(公正証書遺言)
1  証人二人以上の立会いがあること
2  遺言者が遺言の趣旨を公証人に口述すること
3  公証人が、遺言者の口述を筆記し、これを遺言者及び証人に読み聞かせ、又は閲覧させること
4  遺言者及び証人が、筆記の正確なことを承認した後、各自これに署名し、印を押すこと。ただし、遺言者が署名することができない場合は、公証人がその事由を付記して、署名に代えることができる。
5  公証人が、その証書は前各号に掲げる方式に従って作ったものである旨を付記して、これに署名し、印を押すこと。

民法974条には、次のように定められています。(証人及び立会人の欠格事由)
1  未成年者
2  推定相続人及び受遺者並びにこれらの配偶者及び直系血族
3  公証人の配偶者、四親等内の親族、書記及び使用人

民法969条の2には、次のように定められています。(公正証書遺言の方式の特例)
1  口がきけない者が公正証書によって遺言をする場合には、遺言者は、公証人及び証人の前で、遺言の趣旨を通訳人の通訳により申述し、又は自書して、前条第二号の口述に代えなければならない。この場合における同条第三号の規定の適応については、同号中「口述」とあるのは、「通訳人の通訳による申述又は自書」とする。
2  前条の遺言者は又は証人が耳が聞こえない者である場合には、公証人は、同条第三号に規定する筆記した内容を通訳人の通訳により遺言者又は証人に伝えて、同号の読み聞かせに代えることができる。
3  公証人は、前二項に定める方式に従って公正証書を作ったときは、その旨をその証書に付記しなければならない。

「口がきけない者」が公正証書遺言をする場合があるのは想定できましたが、証人になることも認めていることに、私は少し驚きました。
もちろん民法も改正なってきているのでしょうけれど。
ハンディを持つ人が疎外されないで、そのハンディは何らかの形で補えば、それでいいじゃないか、というのは大切なことと思います。

自筆証書遺言は、少しでも不備があると無効になること、裁判所の「検認手続き」が必要であることから、「公正証書遺言」にする動きがあるのですね。
まあ、まだ、「遺言書」はいい気がします。
でもその前段階で、「エンディングノート」は考えたいです。
何度でも書き直しOKだし、これからを何を大事に生きていこうかという見直しになると思うからです。

画像は、車窓からの旭川周辺の眺め。
<<  <  102  103  104  >  >>

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら