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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
母との暮らし
2017/03/07
枚岡梅林への道行き  
3月4日、雛人形を買った後、月ヶ瀬の梅を見にいくことにしました。せっかく行ったのですが、一部満開のものがあったものの残念ながらまだもう少し、といったところでした。「枚岡の梅があるよ!」というので、次の日は生駒山を越えて観に行くことにしました。これまた残念ながら、昨年に全部切り倒されていました。なんでも、虫がついてしまった、ということでした。

生駒駅で「弁当買っていこうよ」と母に言われたのですが、私は「まあ、何か売ってるでしょ」と言って取り合いませんでした。枚岡の梅林跡には、同じように梅を見にきた人が何人もいました。梅がないけどしょうがないか、といった様子で、それぞれお弁当を広げていらっしゃいました。母はその人たちを横目で見ながら「だから、弁当買って持って来ようっていったのに…」と恨めしそうでした。

「まあまあ、そう言いなさんな」と言って、私はタブレットで食べる所を検索したのですが、枚岡駅近くには何もなく、隣の瓢箪山駅にはいろいろあることが分かりました。「一駅乗らないといけないけど、瓢箪山まで行こうよ」と誘って、瓢箪山駅まで行きました。

遅い昼食後、母が「アイスクリーム食べたい!」と言うので、商店街を探しました。途中、車椅子の老婦人に行き会い、その方が、連れていた杏樹(アンジー)に興味を示されたので、抱っこして連れて行きました。アンジーを抱っこしたそうだったので、膝の上に乗せました。アンジーは例のごとくワンコも人も大好き!ですから、ペロペロと大歓迎でした。犬がお好きだそうで、その方も付き添いの娘さんらしき人もとても喜ばれました。母も嬉しそうでした。しばらくしてお礼を言っていただいてお別れしました。「アンジー、いいことしたね。」とアンジーを褒めました。

お目当てのアイスクリームショップはなく、あとはマクドナルドしかありませんでした。「シェイクでもいい?」と言いつつ店内に入ると、期間限定の「マックフルーリーさくさく桜」という桜味のコーンフレークが入っているアイスが売っていました。「これにしよ!」と母は大喜びで、二つ買いました。

駅前のちょっとした憩いの場で座って食べながら、「枚岡の梅林、あんなことになってるなんてなあ。知らんかったわ」と言うので、「まあ、いいじゃない。予定外も楽しいでしょ? 瓢箪山まで来てご飯食べたり、アイス食べたりするなんて思っても見なかったけど、楽しいでしょ?」と聞くと、「うん、楽しい」と返事が返って来ました。

アイスを食べながら空を見上げると、穏やかに晴れていました。お昼ご飯の時も、アイスの時もじっと我慢しておとなしくしていたアンジーには、持って来たドッグフードを少しあげました。…ゆっくりと穏やかな時間が流れて行きました。

母との暮らし
2017/03/06
雛人形を買う  
今年の桃の節句も終わりましたね。ゲシュタルト仲間のともこさんが、ご両親からの雛人形を大事にされていて、その画像をアップされているのを見て、私の雛人形は確かネズミがかじったからもう捨てるよ、といつぞや母から言われたことを思い出し、今更なんですが、三人官女も五人囃子もいらないけどお内裏さまとお雛さまぐらいあってもいいような気がして、母にそう言ったら「ほんま? じゃ買いに行こうよ」ということになって、3月4日にお店に行きました。

シーズン後のお買い得狙いだったのですが、どのおひなさまを買うかで母と意見が分かれました。私は比較的こじんまりとしたものでいいと思ったのですが、そして、お人形の着物の柄などでこれがいいかなと思ったものがあったのですが、母は「私、これがいい。このお内裏さん、面長でよろしいやん」「でも、ちょっとサイズが大きいよ」「このお顔がいいの!私、面食いやから」と、譲りませんでした。

誰の雛人形?と思ったのですが、まあ、いいかと母の望むようにしました。

私の父も母も親の愛情に恵まれていなくて、だから私に執着したのではないかと私はある時から思っていました。私に何かを与える基準は、自分たちが親からして欲しかったことでした。

雛人形もなんだか「母の雛人形」のようになりました。でも、それでいいやと思っている私がいます。…そんな風になるような気が、実はしていました。

私は今から母のインナーチャイルドを母と一緒に育てようと思っています。そう思うと、そんなに時間はかからない気がします。母が生ききれなかった子ども時代を、あれこれ用意してあげたら、母はどんな風になっていくのか、80近くなっていても、80を過ぎても、本人が望むなら人は変わっていけるものではないかと思っています。ちょっと楽しみです。

画像は、その後に行った、月ヶ瀬の梅です。

詩の世界
2017/03/04
自分を取り巻く世界を見ること〜高野喜久雄の詩「鏡」〜  

いつぞや、テレビで「岩合光昭の猫歩き」が始まって画面にネコが大写しになると、急いでテレビの前に行き、「うおんうおん」と言い始めた杏樹(アンジー)に、「アンジー、それテレビだよ」と言ってもなかなか納得せず、やっと理解したかと思うと、今度はテレビ台のガラス戸に映った自分の姿に「うおんうおん」言い始め、そのうちその場を離れました。

テレビのネコはそこにいないとわかっても、ガラスに映った犬は、自分だとは分からなかったようです。

 

鏡に映った自分の姿を見て「自分だ」と認識するのは、「鏡像認知(鏡像認識)」と呼ばれていて、発達心理学の古くからの研究テーマの一つだそうです。

人間の場合にはだいたい2歳くらいから、この能力を獲得すると言われているとのこと。

 

この「鏡像認知」はかなり特殊な能力らしく、これまでに厳密なテスト(=「マークテスト」)をパスした動物は、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、バンドウイルカ、アジアゾウ、カササギということです。

 

そんな「鏡」を題材とした詩をひとつ。「読書への誘い」の第32号で紹介したものです。

 

続き
幸せをおすそ分け
2017/03/03
「Piece of my  wish(希望のかけら)」〜10年前の歌の行方〜  
昨日のコラムで、今井美樹の「Piece of my  wish(希望のかけら)」を歌った思い出を取り上げました。ちょうど、広島県立湯来南高校で転勤されずにいらっしゃる音楽教員、藤原康行さんが、太鼓部4名を送り出した卒業式の写真をフェイスブックにあげられていたので、「卒業式、おめでとうございます」とコメントした後、「いつぞやは、ピアノ演奏していただいて、歌を歌ったなあ…なんて思いだします。」と続けたら、なんと、その後に、次のようなコメントが寄せられました。


      M.M      その時、在校生だったのですが

                   その歌ってもしかして

                   今井美樹の曲ですか??

                   いいね!を取り消す · 返信 · 1 · 3月1日 19:49

     葛原昌子 …はい。「ピース オブ マイウイッシュ」です。

                   いいね! · 返信 · 3月1日 

      M.M       私、先生の歌を聞いて

                   とーっても感動して

                   大人になってからもしんどい時

                   その曲を聞いているんですよ〜。

                   いいね!を取り消す · 返信 · 1 · 3月1日 20:12

      葛原昌子 え⁈ そうなの? 嬉しいなあ!

                    歌詞が好きで、どうしてもその歌を贈りたかったのです。…もう10年も前ですか…。

                    いいね! · 返信 · 3月1日 21:52

       M.M      ほんと励まされました!

                    感謝しております( ^ω^ )

                    いいね!を取り消す · 返信 · 1 · 3月1日 22:09

ホント、びっくりしました。…そうか…在校生も聞いてくれていたものね。でも、こんな風に受け取って貰えているなんて思いもしませんでした。

「朝が来るまで泣き続けた夜も、歩き出せる力にきっとできる」という言葉から始まる歌ですが、私が一番好きなのは次の箇所です。
「愛する人や友達が 勇気づけてくれるよ。そんな言葉 抱きしめながら、だけど最後の答えは 一人で見つけるのね。めぐり続く明日のために」

これから先どんなことが起こるかもしれない。…いいことも、悪いことも。そして友達も恋人もいてくれて、心配してくれるかもしれないけど、だけど、最終的には自分で選んで歩いて行こう、と。自分の人生なんだから、自分で選び取っていこうね、と伝えたかったのです。

長く生きていると、ホント何が起こるかわかりませんね。でも、本当に嬉しかったです。…こんな風に人生は「希望のかけら」を拾い集めながら、なのかもしれませんね。

画像は、当時、歌詞を書いた裏に花束のつもりで印刷して、卒業生に渡したカードの写真です。



新川和江の詩
2017/03/02
のびやかに生きる〜新川和江の詩「わたしを束ねないで」〜  
昨日は3月1日、全国の高等学校の卒業式でした。
私にとって、教員を辞めても3月1日はやはり特別な日で、
卒業していく人たちに思いを馳せてしまいます。
10年前のこの日、2年間担任をしたのに3年目にクラス減となったあおりを受けて転勤となり、後ろ髪を引かれる思いで残した3年生を送りたくて、でも転勤先の高校でも3月1日は卒業式なので、その前日の予行の日に年休を取って広島県立湯来南高校に出かけ、密かに音楽担当の教員と練習した、
今井美樹の「Piece of my  wish(希望のかけら)」を歌った記憶があります。…もう10年経つのですね。

巣立っていく人たちに送りたい詩は、新川和江の「わたしを束ねないで」です。「読書への誘い」の第35号で紹介しました。

続き
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