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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
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旅日記
2017/07/10
家に辿り着くまで  
シニアライフカウンセラー養成講座<中級B>の試験も16時半に終わって、本来なら、タクシーを呼ばないと旭川駅から乗る特急に間に合わないところだったのですが、親切な旭川女性が、旭川駅の方に帰るから、乗って行ったらいいよ、と2日ともお世話になりました。感謝!です。

車だと旭川駅まで20分ぐらいで、17時前に駅に着きました。
昨日のうちに札幌行き「特急ライラック」17時30分発の特急券及び乗車券を買っておいたのですが、ゆっくりと、電車を待ちました。

で、電車に乗り込むと、しばらくしたら、この電車は「旭山動物園列車」ということで、1号車にシロクマくんと記念撮影できる特設コーナーを設けています、とアナウンスが入るではありませんか!

ちょっと疲れてはいたのですが、でもまあ、せっかくだしね、と覗いてみることにしました。

着ぐるみのお姉さんがいました。まあ、一緒に写真でも、とそのまま撮って貰ったんですが、「ねえ、一緒に被りましょうよ」と勧められ、まあ、いいかとアタマにシロクマくんを乗っけました…。


白い上着を着ていたので、とりあえず、シロクマ2号になりました。

そうやって順調に、新千歳空港まで辿り着いたのですが…、え、こんな人数なのに、離陸10分前の搭乗なの? と思っていたら、やっぱり出発が20分も遅れました。
それで、20時20分発、22時30分関西空港到着予定が、22時45分到着となりました。
え〜そんな! 22時55分発の最終の南海難波行き特急に間に合わない!

ええ、走りましたよ。
でも南海の関西空港駅に着いたら電車は出たところで、特急券の払い戻しを受け、23時発の難波行き急行に乗りました。

さて、近鉄奈良線の奈良行き最終に間に合うのか? と乗り換え案内などを検索かけて調べたら、11時47分に南海難波駅に到着し、奈良行き最終は、11時55分発の奈良行き準急。
う…8分しかない…。
乗り換え案内では乗り継ぎ所要時間が11分となっていました。

どうする、私?
難波で急遽お泊まり?
それか…深夜バス? 深夜バスは、0時50分に難波から出てました。…近所のバス停に、1時25分着、となっていました。
それか…天下茶屋で堺筋線に乗り換えて、日本橋で近鉄に乗り換える? 
…とあれこれタブレットを駆使して調べ上げ、やっぱり、近鉄奈良線の最終に乗れるかどうかに賭けてみることにしました。

で、南海難波駅からキャリーバッグ持って、走る走る…。

息急き切って、近鉄難波駅のプラットホームに着いた時には、まだ3分ほど時間がありました!
最終の奈良行き準急は、「東花園」駅からは各停なのね…、ということを発見し、生駒駅に着いた時には0時25分頃でした。生駒駅前に借りている駐車場まで歩き、家に着いたら、45分ぐらいだったかしら。

杏樹(アンジー)は母の部屋にいて出迎えもしませんでしたが、覗いたら、そろそろと起きてきて、ふんふん言い出しました。
母はもう休んでいたので、急いで抱き上げ、私の部屋に連れて行きました。

シャワーを浴びて、ベッドに横になったらすぐさまやってきて、ペロペロと私の手足を舐め始めました。
ごめんね。長かったね。

画像は、今朝まだお眠のアンジー。家に帰ってきた実感が湧きました。

旅日記
2017/07/08
旭山動物園  
旭山動物園の名を知ったのは、…確か10年以上前で、「読書への誘い」で紹介する本を探していて、旭山動物園の改革を報告した講談社新書を読んで、だったように思います。
日本の動物園で一般的な、動物の姿形を見せることに主眼を置いた「形態展示」ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」を導入したことで注目を集めた、のだったと記憶しています。

確かに!  スケルトンになったトンネル道を歩いていくと、天井やすぐ真横にペンギンが泳いでいくし、


木に登っているヒョウも、真近に見られるように、同じ目線で見られるようにもしてあったし、


キリンの餌を上の方に置いてあるから、キリンの顔が、すぐ近くに見られたし、

 

ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」には、水の中に餌を投げ入れてくれるから、ホッキョクグマが真横で泳ぐ姿が見られたし、



随所にその動物特性が分かるように工夫されていて、これが「行動展示」なんだ!と感心したけれど、

「ホッキョクグマを見終えたあなたへ」というメッセージボードを見て、う〜ん…と思ってしまいました。
なんか、ね、…苦しいな、と思って。

確かに環境汚染、地球温暖化の問題はホッキョクグマの生きていく環境を破壊するものだけど、そういった問題を提起していくことで、「動物園」の存在意義を主張したいのかもしれないけど、でもね…そんな主張なら、別に動物園で動物を囲わなくてもできるような気がして。

もちろん身近で動物を見られることは迫力でした。
その大きさも、行動も。
だけど…今はバーチャル映像を駆使できるんだから、そういった方法もあるんじゃないの? と思ってしまって。

「暑いんだけど」とペンギンもホッキョクグマも、うだっていて、…そうね、君たち、そもそも寒いところで生きてんだものね、と32℃超えの予報を聞いていたから、気の毒になって。(北海道で7月初めに32℃! どうかしているよ、温暖化!)

ベンガルドラもウロウロと動いてくれるの迫力でしたけど、でもなんか、「毎日毎日、死ぬほど退屈…」って声が聞こえてきそうで…。

ごめんね、と思ってしまったのでした。

お昼に動物園前で待ち合わせた高校の時の同級生に、ちょっとそういうことを言ったら、「でもさ、動物園で生まれて、そこしか知らない奴もいるからさ」と言われ、…そうか、そういうこともあるね…とも思い、それでも、囲われた人生を気の毒に思ったことでした。

あ、ここまで打ってきて、わかった!
私、「囲われた人生」に反応してたんだ!

身につまされる思いがしたのは、こういうことだったんだね…。

ああ、伸び伸びと生きていっていいんだよ。
そう言って欲しかったし、子どもにはそう言ってあげたいし。

そうか…なるほどねえ…。
檻に入れられた人生を感じ続けて、私、それに抵抗して生きてきたから、なんだね。

狩猟犬種である杏樹(アンジー)にも、仔犬の頃から、自転車を使ってでも、一文字になるくらいのスピードで走らせてきたのは、本能に逆らうことを少しでもしたくなかったから。
逡巡した挙句、去勢手術をしたことにどこか後ろめたさがあって、だって、長男にはそんなことしないのに、次男のアンジーにはそんなことするの? って、聞かれたら私、ホント答えようがない…。

そんな自己矛盾を抱えているのですけど、ね。私も。

画像は、水飲みにやってきたキリンさん。
餌は上に置き、水は下に置いて、下の観察部屋からも見られるようにしてありました。
(キリンさんが、私、一番好きなのです。でも、草原を走っていてほしいなあ…。
あ、それは、ボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンの「Wave」というアルバムジャケットの画像でした。)


旅日記
2017/04/14
昭和の香り  
昨日のニュースで、現天皇の退位についての特別法整備について報道されていました。着々と進んでいるようで、あと少しで「平成」も終わるかと思うと、感慨深いものがあります。
人の顔も「昭和顔」と「平成顔」と分けて言われてみたり、「子」の付く名前は「昭和の名前」と言われてみたり、…まあ、スマートなのが「平成」で、ちょっとレトロなのが「昭和」、という感じ。

生徒も、昭和生まれではなく平成生まれの子が高校生になった時には、「昭和と違うんよ」とやたら言われた記憶があります。何が違うのか、よくわかりませんでしたけど、「新しもん好き」の日本人ならではの発想だったかもしれません。でも、もうすぐ「平成と違うんよ」ということになるのですね、これがまた。いったい何が違うのか、よくわからないままに。

さて、一昨日尾道駅前の商店街をぶらぶら歩いていたら、画像のようなレトロな感じのお店がありました。これは「昭和初期」という感じですね。朝9時を過ぎたぐらいの時間だったので、お店は開いていませんでした。そうそう… 商店街のアーケードの下、車は11時までは通っていいそうで、これにもちょっとビックリ!でした。…お店が開くのは、だから11時、でしょうね。つまり尾道時間は11時、なのです、朝の始まりが。

アーケードは車が対抗できるぐらいの広さではありましたが、杏樹(アンジー)が、お店の前でおしっこをひっかけないように真ん中を歩いていたものだから、車が通るたびに端によけないといけなくて、大変でした。

予定外に森友問題を取り上げられると、恫喝して「介護保険法改正法案」の強行採決をするなど、平成の政治も大概なものになってきたと思われますが、刻々と進んでいく事態に目を光らせていないと、どんな時代が来るかわかりませんね。「スマートに」「スピーディーに」が胡散臭く感じらて、レトロなものに郷愁を覚えるのは、とりあえずものごとがどんな風に成り立っていて、どんな風に自分が関われるのかが可視化できていたように思えるからでしょうか?

自分の身の丈に合った生活を創りつつ、どんな風に社会の動きと関われるか、それが今から創ろうとする私の生活スタイルなんだなあと思ったことでした。



旅日記
2017/04/13
尾道の路地  
昨日は、旅行3日目にしてやっと晴れたので、キャリーバッグを尾道駅前のコインロッカーに入れて、千光寺まで歩くことにしました。子どもの頃から「路地」が好きで、家と家の間の細い道を見つけると、ワクワクして入って行ったものでした。もちろん「行き止まり」になっていることも多くて、でも、「な〜んだ」という気持ちより、それを確かめられた喜びの方が大きかった気がします。…だって、行き止まりになっていたら、引き返せばいいだけの話だもの、ね。「どんな風になってるんだろう?」と気がかりを残したら、それこそ「夢に見る」かもしれないんだから!

同様に、「坂道」も大好きで、坂を上ったところには何があるんだろう? と、ワクワクしながら急ぎ足になったものでした。

ということで、尾道の「坂の路地」というのは私にとって二重に嬉しい対象で、ちょっと立ち止まってはカメラを構える、ということを繰り返しながら、寄り道しながらゆっくりと歩いて行きました。

「坂の路地」って楽しいけど、毎日の生活になったらどうだろうか? 見る限り、郵便屋さんとか宅配屋さんとか、ちょっと大変そうだ…。だけど、この風景、この構図は、捨て難いね…毎日見ても飽きない気がする…。などなど、あれやこれや考えながら、こういう場所に住み続ける人たちって、もしかすると、生活に対する価値観そのものが「効率」から遠いのかもしれない…などと考えてしまいました。とってもセンスのいい花の植え付け方や、見せ方の上手な店の看板などを見ていると、「生活を楽しんでいる」空気が漂ってきて、しばし立ち止まって眺めること度々でした。

お店が開くのが11時、だとか「水曜と雨の日は店休日」だとか、まあ、雨だと客足が鈍るってこともあるんだとは思うんだけど、「晴耕雨読」を地でいくような雰囲気が感じられました。でもまあ、そんな「ゆったり感」が、旅人には心地いいかもしれない。

カウンセリングルーム、などという空間にもそんな雰囲気が必要かもしれない、と思ったりします。日常のせわしない空気ではなく、日常離れした、ゆったりとした空間。それには、主(ぬし)である私自身がゆったりしていないといけませんね。私の醸し出す雰囲気が、同じようにせわしなかったら、居心地悪いですものね。…そうそう! だからこんな風に私自身のメンテナンスが必要なのよ…と、これまたつらつら考えながら、「日常的に、心の健康を保つ方法」ということで、いつか講座を開けたらいいなあ、なんて思ったりしました。

旅は、いつもと違う時間と空間に身を置けるので、いろんなアイデアが浮かんできますね。

画像は、尾道の坂の路地。…ちょっと、先に何があるか、見てみたくなるでしょ?



旅日記
2017/04/12
尾道市立美術館にて  
昨日は朝から大雨。9時前に「ハウステンボス駅」を出る電車に乗り込んだのですが、博多でも降っていて、山口、広島…とずっと雨。尾道駅に着いたのは1時を過ぎていて、とりあえず尾道市立美術館に行くことにしました。千光寺公園内にあるので、バスで「ロープウエー入口」まで行き、ロープウエーで山頂まで行きました。

以前から「尾道っていいとこなんやろ? あんたが広島におるときに、行っといたらよかったんやけど。でも坂が多いんやろ? 足腰たたんようになる前に、行っときたいわあ。」と言っていた母の「願い」を叶えるべく、ハウステンボスのあとは、自ずと尾道、だったのです。

「雨やし、何も見えんよ」と渋る母を「でもまあ、美術館は上にあるんだし。」と言ってなだめて、山頂まで連れて行きました。幸いにも小雨になってきて、ちょっとだけ視界も開けて、尾道水道が遠くまで見渡せました。桜は満開でした。

しばし眺めた後、「猫まみれ展」をやっている尾道市立美術館に行きました。チケットの形もちょっと変わっていて、かわいい感じ、でした。…あとで栞にでも使えそうです。母は後期高齢者なので、無料でした。…太っ腹な尾道市。
たくさんの猫の絵やら彫刻やら…よくぞこれだけ集めた!と思えるほどのコレクションでした。絵は歌麿の浮世絵までありました。…猫が描かれている浮世絵。まさしく「猫まみれ」になって、堪能しました。

広島にいるとき、最後に尾道に来たのはいつだっけ…と思い起こして、…確か、5年ぐらい前だったと思い出しました。子どもを全寮制の高校に入れ、久しぶりにひとり暮らしになって、急に尾道の桜が見たくなって、4月初めの週末にひとりでふらりと尾道まで来たのでした。雨までは降ってなかったけど、確かそんなにお天気もよくなくて、曇り空だった気がします。一眼レフカメラを持って出て、「ひとり遊び」をしていました。そのときの美術館は…確か、「アール・ヌーヴォーに影響を与えた浮世絵展」をしていたと思います。アール・ヌーヴォーも浮世絵の好きなので、それも兼ねての花見だったような…。

あ、朝日が差して来ました。今日は、尾道の路地を歩きに行きます。午後に福山から新幹線に乗って帰る予定です。
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カウンセリングルーム 沙羅Sara

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