昨日は3月1日、全国の高等学校の卒業式でした。
私にとって、教員を辞めても3月1日はやはり特別な日で、
卒業していく人たちに思いを馳せてしまいます。
10年前のこの日、2年間担任をしたのに3年目にクラス減となったあおりを受けて転勤となり、後ろ髪を引かれる思いで残した3年生を送りたくて、でも転勤先の高校でも3月1日は卒業式なので、その前日の予行の日に年休を取って広島県立湯来南高校に出かけ、密かに音楽担当の教員と練習した、
今井美樹の「Piece of my wish(希望のかけら)」を歌った記憶があります。…もう10年経つのですね。
巣立っていく人たちに送りたい詩は、新川和江の「わたしを束ねないで」です。「読書への誘い」の第35号で紹介しました。