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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 折々の言葉
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2024/05/19
おててが切れちゃう〜折々のことば・鷲田清一#3083〜  
折々のことば。2024年5月11日の、ある幼児の言葉。

「ママ、おててが切れちゃうよ」


鷲田清一の解説。

NHKのテキスト「きょうの料理」(4月号)から。
投稿者・もこもこさんの小さな息子は、母親が豆腐を掌(てのひら)にのせ包丁で切ろうとすると、泣いてこう訴える。
いくら説明しても泣きやまない。
仕方なく豆腐をまな板に置いて切る。
角は崩れたが愛(いと)おしさはつのったという。
涙を誘う“物語”に琴線を震わせるよりさらに初源的なこの情動を、人は動物から向けられることもある。

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折々の言葉
2024/05/18
ある種の無防備さ〜折々のことば・鷲田清一#3073〜  
折々のことば。2024年5月1日の内田樹の言葉。

知的であるためにはある種の無防備さは必要だ


鷲田清一の解説。

無知とは知識の欠如でなく、ジャンクな情報で頭がぎっしり詰まっていて新しい情報の入力ができない状態のことだと、思想家・武道家は言う。
これに対し、学びとは、入力があるたびにそれを容(い)れる器そのものの形状や容積が変化してゆくこと。
危うくもあるこのプロセスを、生徒らが傷つくことなく通過できるよう慮(おもんぱか)るのが教育だと。
『だからあれほど言ったのに』から。

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折々の言葉
2024/05/17
子どもの方が賢い〜折々のことば・鷲田清一#3085〜  

折々のことば。2024年5月14日の磯田道史の父の言葉。


「せえ見い(ほら見ろ)。子どものほうがかしけー(賢い)がな」



鷲田清一の解説。


のちに歴史家となる磯田少年は、塾での勉強が嫌ですぐ抜け出す。

親に理由を訊(き)かれ、「僕、自動販売機になりそうです」と訴える。

口に問題をポンと入れると答えがコロンと出てくる、「こんなのしちゃいけない」と。

そこへ思いがけぬ父の助け舟。

これで知りたいことを調べる道楽としての勉強の道が開けた。

NHKテレビの番組「インタビュー ここから」(5月4日)から。

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折々の言葉
2024/05/14
思考の輪郭線〜折々のことば・鷲田清一#3072〜  
折々のことば。2024年4月30日の永井陽右(ようすけ)の言葉。

自身の思考の輪郭線は常にぼやけていたほうがより良い社会を創ることができる。


鷲田清一の解説。

物事はつねに多元的かつ多岐的なもので、白か黒か、右か左かはっきりさせるというのは賢い選択ではないと、テロと紛争の解決に取り組む活動家は言う。
「共感」がもし、共通項を見つけ一体になろうとすることであれば、それこそが自分たちとは違う人らとの対立や分断を生む。
わかりあえないと思い定めておくほうが、理解の余地は少しは広がる。
『共感という病』から。

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折々の言葉
2024/05/11
自分の後ろ姿は全き完了形〜折々のことば・鷲田清一#3082〜  
折々のことば。2024年5月10日の藤田省三の言葉。

自分の後ろ姿は全き完了形として手も眼(め)も加えることが出来ない。


鷲田清一の解説。

前や横を見ながら歩く人間にどうしても見えないのが自分の後ろ姿。
それは、いわば私の“絶対的な過去”なのだと思想史家は言う。
背中どころか顔や頭も自分では見えない。
一方、他人は私の気づいていない私を目撃している。
それが不安で、人は他人の目に晒(さら)される前に自分でそこを飾り立ててきた。
人のまなざしにはつねに死角がある。
「藤田省三著作集まえがき」から。

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