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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 詩の世界
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
詩の世界
2017/03/04
自分を取り巻く世界を見ること〜高野喜久雄の詩「鏡」〜  

いつぞや、テレビで「岩合光昭の猫歩き」が始まって画面にネコが大写しになると、急いでテレビの前に行き、「うおんうおん」と言い始めた杏樹(アンジー)に、「アンジー、それテレビだよ」と言ってもなかなか納得せず、やっと理解したかと思うと、今度はテレビ台のガラス戸に映った自分の姿に「うおんうおん」言い始め、そのうちその場を離れました。

テレビのネコはそこにいないとわかっても、ガラスに映った犬は、自分だとは分からなかったようです。

 

鏡に映った自分の姿を見て「自分だ」と認識するのは、「鏡像認知(鏡像認識)」と呼ばれていて、発達心理学の古くからの研究テーマの一つだそうです。

人間の場合にはだいたい2歳くらいから、この能力を獲得すると言われているとのこと。

 

この「鏡像認知」はかなり特殊な能力らしく、これまでに厳密なテスト(=「マークテスト」)をパスした動物は、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、バンドウイルカ、アジアゾウ、カササギということです。

 

そんな「鏡」を題材とした詩をひとつ。「読書への誘い」の第32号で紹介したものです。

 

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詩の世界
2017/02/22
言葉遊びが拓く世界〜ほしのいたるの詩「社会科学習」〜  
昨日は雪がちらつくようなお天気だったかと思うと、今朝は放射冷却で朝が冷え込み、昼間の気温は上がるようです。変動が激しくて、落ち着かない毎日ですけれど、もうすでに今年の「春一番」は吹いたようですね。あっちに行ったりこっちに来たり、というお天気に似た、ちょっと言葉遊びのような詩をひとつ。「読書への誘い」第33号で紹介したものです。


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詩の世界
2017/02/21
書くとはものとの距離を取ること〜安西均の詩 「第一課—ある『詩の教室』で」〜  
コラムはこのところ毎朝1時間ぐらいで書いています。そして、毎日なんやかやあるので、今のところ書くことに困らないのですが、多分、不調に陥ると書けなくなる気がします。「不調」というのは、ものごと(人を含めて)と自分との適切なキョリが取れなくなる状態で、そうすると、起こる出来事に対して、冷静な判断ができなくなるのですね。一昨日は「クリアリング ア スペース」という、ものごととの距離の取り方の方法を知りましたが、「書く」ことも、ものごととの距離を取る方法になるのではないかと思います。…そう信じるから、国語教師を続けてきたのですけれど。

ということをつらつら考えていると、安西均の詩が思い浮かびました。「読書への誘い」第6号で紹介したものです。
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詩の世界
2017/02/12
魂が身体に追いつくまで〜松下育男の詩「競走」〜  
今週は寒波の到来で、最低気温がマイナスの日が続いています。昨日は朝8時前に杏樹(アンジー)の散歩に行ったのですが、一昨日降った雪がまだ少し溶けずに残っていて、朝日が射しても、まだアスファルトも凍てついていて、アンジーもろとも、つるんと滑りそうになりました。今日は何のお出かけ予定もなく、久しぶりにお家に籠もろうと思い、そうそう、こんなふうに「おやすみ」を積極的に作らないから、私は、つい走りすぎてダウンするんだ…などと反省しながら、「競走」という詩を思い出していました。「読書への誘い」第16号で紹介した詩です。
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詩の世界
2017/02/05
人を好きになる気持ち〜安水稔和の詩「君はかわいいと」〜  
バレンタインデーまで10日を切りました。女の子が男の子に告白する日、であるとか、告白のしるしにチョコレートをあげる、とかは日本だけの習慣ですが、(元々は恋人どうしがお互いに何か贈り物をする、というものだったらしいですが)、父も亡くなり、退職して「職場の同僚」もいなくなった私には、今年はチョコレートをあげる相手がちょっと見当たりません。でも巷ではバレンタインデー用の商品が溢れかえっていて、ドキドキ、胸キュンキュンの女の子たちもいるのかなあと思うとちょっと微笑ましいです。昨今は若い人たちが「恋愛しなくなった」とも聞くのですが…。

さて今日は、「読書への誘い」の第8号で紹介した、ちょっと可愛い、男の子の詩です。
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