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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 詩の世界
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
詩の世界
2017/02/01
口から白い火を吐く怪獣〜栗原俊の詩「如月」〜  
2月になりましたね。毎日々、本当に寒いです。2月の異名である「如月(きさらぎ)」は「着更着」(=着物の上に更に着重ねする)が語源か?と言われています。
今日は「如月」と題された詩を取り上げたいと思います。「読書への誘い」の第31号で紹介したものです。
続き
詩の世界
2017/01/28
うずくまるのに飽きたら〜阪田 寛夫の詩「練習問題」〜  

        練習問題        
             阪田 寛夫
 「ぼく」は主語です
 「つよい」は述語です
 ぼくは つよい
 ぼくは すばらしい
 そうじゃないからつらい

 「ぼく」は主語です
 「好き」は述語です
 「だれそれ」は補語です
 ぼくは だれそれが 好き
 ぼくは だれそれを 好き
 どの言い方でもかまいません
 でもそのひとの名は
 言えない                       
             (詩集『てんとうむし』童話屋・1988年刊)
続き
詩の世界
2017/01/25
まだ、翔べるだろうか〜佐伯祥の詩「雨のち…」〜  
  
       「雨、のち…… 」             佐伯 祥

 失くしたわけではないのだけれど
 いや、それより 最初っから
 あったかどうかも さだかでないのだけれど

 とにかく 気づいたときには
 なかったのだ 翼が

 急いで 急いで!
 でないと 君を放っていってしまうよ

 そんなふうに
 風は私を追い越していった
 戸惑う気持ちなど
 てんで お構いなしに

 あとには ひとにぎりの とおり雨

 その最後の一滴を受け取ろうと
 スキップ気分で駆けだしたら
 足許の水溜まりに
 逝(い)ってしまったものたちの 翳(かげ)が
 映ってた

 ふと 見上げると
 雨上がりの 流れゆく雲の隙間から
 抜けるように 青い
 空

 まだ、翔(と)べるだろうか
          (「詩芸術」1984年7月号)
続き
詩の世界
2017/01/23
見つけたときは、ちょっとびっくり!でした。本当に階段状になっていて、昇って降りて、一番てっぺんで、ちょっと周囲の眺めを楽しんでいるような…。

出典も何もわからないのですが、こんな風に視覚的に楽しめる詩があってもいいな、と。

4行目と14行目の傍線は、PDF化するときに、どういうわけかずれてしまって下に来ていますが、本当は最後の文字の「よ」の横につけてあったものです。2カ所、対照的に下線部分があるのも、ちょっと珍しいですね。

とりあえず、「だん」で脚韻(言葉の最後の音を揃える)を踏んでいます。「読書への誘い」第15号で紹介したものです。
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