いつぞや、テレビで「岩合光昭の猫歩き」が始まって画面にネコが大写しになると、急いでテレビの前に行き、「うおんうおん」と言い始めた杏樹(アンジー)に、「アンジー、それテレビだよ」と言ってもなかなか納得せず、やっと理解したかと思うと、今度はテレビ台のガラス戸に映った自分の姿に「うおんうおん」言い始め、そのうちその場を離れました。
テレビのネコはそこにいないとわかっても、ガラスに映った犬は、自分だとは分からなかったようです。
鏡に映った自分の姿を見て「自分だ」と認識するのは、「鏡像認知(鏡像認識)」と呼ばれていて、発達心理学の古くからの研究テーマの一つだそうです。
人間の場合にはだいたい2歳くらいから、この能力を獲得すると言われているとのこと。
この「鏡像認知」はかなり特殊な能力らしく、これまでに厳密なテスト(=「マークテスト」)をパスした動物は、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、バンドウイルカ、アジアゾウ、カササギということです。
そんな「鏡」を題材とした詩をひとつ。「読書への誘い」の第32号で紹介したものです。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
明けない夜はありません。
電話番号:090-7594-0428
所在地 : 生駒市元町2-4-20
営業時間:10:00〜19:00
定休日 :不定休