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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。
カテゴリーごとに選べます。
折々の言葉
恐れなければいけないのは、他者を失うこと〜折々のことば・鷲田清一＃1992〜
2021/05/24
2020年11月13日の「折々のことば」。斎藤純一の言葉。
続き
恐れなければならないのは、アイデンティティを失うことではなく、他者を失うことである。
鷲田清一の解説。
社会のみならず個人の生もまた、おのれの内に葛藤や抗争を宿した複数のかたちをもつ。
単一の価値に凝り固まれば、私たちの思考もまた機能不全に陥ると、政治思想史家は言う。
「他者を失うということは、応答される可能性を失うということ」でもあるからと。
人びとの間に、自己自身の内に、激しい分断が起こるときにかならず思い起こすべきことであろう。
『公共性』から。
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