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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 折々の言葉
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2022/06/24
明るい笑顔でお地蔵さまと接する〜折々のことば・鷲田清一#2415〜  
折々のことば。2022年6月21日の田沼武能(たけよし)の言葉。

映された子どもたちのように、明るい笑顔でお地蔵さまと接していられるのは、戦後日本は戦争をおこしていないからだ。  田沼武能


鷲田清一の解説。

戦争末期、16歳だった写真家は東京で大空襲に遭った。
夜が明けて防火水槽の中に幼児の焼死体を見つけた。
前にお寺で見たお地蔵さんそっくりだったという。
長じて写真を職業とし、93歳で逝くまで子どもと地蔵を撮り続けた。
その彼の遺言と受け止めたい。
写真集「地蔵さまと私」(月刊「たくさんのふしぎ」第394号)から。

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折々の言葉
2022/06/23
皆がちょっとずつその場所への責任を担いながら共に使う〜折々のことば・鷲田清一#2385〜  
折々のことば。2022年5月21日の青木海青子(みあこ)の言葉。

ルチャ・リブロの「公」は、皆がちょっとずつその場所への責任を担いながら共に使う、というイメージなのです。 青木海青子


鷲田清一の解説。

奈良県東吉野村にある古家を改造した私設図書館。
行政に管理を委(まか)せる公園のような施設ではなく、壁塗りを手伝ってと言えば誰彼となくやってくる、そんな一緒につくるささやかな場所に育ってきたと、司書は言う。
責任という感覚は、「官」から要求されるものではなく地域でみなが育むのもの。
『本が語ること、語らせること』から。

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折々の言葉
2022/06/22
ほんとうの正義にかならず自分も深く傷つく〜折々のことば・鷲田清一#2413・2414〜  
折々のことば。2022年6月19日と6月20日の、やなせたかしの言葉。

#2013
正義は或る日突然逆転する。
正義は信じがたい。    やなせたかし

鷲田清一の解説。 

戦中の軍隊生活と戦後の社会を生きて、このことを骨身で悟ったと漫画家は言う。
「正義のために戦うのだから生命をすてるのも仕方がない」のでは断じてない。
命を捧げうる別の正義を謳(うた)うのも自分は拒む。
完全無欠の人だけに可能な大げさな正義ではなく、飢えた人がいればそっと一片のパンを差し出すこと。
それがアンパンマンの原点だと。
『アンパンマンの遺書』から。

#2014
ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです。 やなせたかし

鷲田清一の解説。

漫画家は、最初に発表された絵本「あんぱんまん」のあとがきにこう記した。
飢えた人がいると、自分の顔を食べさせる「あんぱんまん」。
自分も弱くて頼りないのについ捨て身で動く。
が、問題は大き過ぎてその行動も応急処置にしかならない。
その頃にマントがぼろぼろなのもそういう訳だったのか。
『アンパンマンの遺書』から。

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折々の言葉
2022/06/20
命の始まりと最後を見届けるような安心と無常〜折々のことば・鷲田清一#2289〜  
折々のことば。2022年2月10日の言葉。

土に還(かえ)すということ。
そこに、命の始まりと最後を見届けるような安心と無常とを感じる。 高橋久美子


鷲田清一の解説。

文筆家は、東京のような大都会でも、庭があれば、なくてもコンポストがあれば、生ゴミも微生物に分解させて堆肥(たいひ)にできると言う。
ゴミではなく資源なのだ。
死んでも何一つ無駄とも無意味ともされずに引き取られるという安堵(あんど)と、形あるものがやがて崩れ、存在としては消えるという儚(はかな)さ、潔さ。
そこにほこほことした命の温(ぬく)みを感じると。
『その農地、私が買います』から。

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折々の言葉
2022/06/18
「おまえが教えた意味はまちがってはいなかったのか」〜折々のことば・鷲田清一#2387〜  
2022年5月23日の折々のことば。戸井田道三の父の言葉。

「おまえが教えた意味はまちがってはいなかったのか」。

鷲田清一の解説。

能芸の評論家は中学時代、国語の試験で級友の質問に密(ひそ)かに応じた。
すぐ発覚し停学となったが、その後父にこう問われた。
間違いは教えていないと答えると「そんならいい」とだけ言われた。
知らない人に教えるという当然のことが試験では不正になる。
質問は知らない者が知る者にするものなのに、学校では教師が生徒を験(ため)すためにする。
『生きることに◯×はない』から。


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