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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 折々の言葉
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
折々の言葉
2025/01/26
先生の存在が、<問い>〜「折々のことば」鷲田清一 #3123〜  
折々のことば。2024年6月22日の大澤真幸の言葉。

先生の存在が、<問い>だからである。   大澤真幸


鷲田清一の解説。

何かを知ろうとすれば問いを立てなくてはならない。
そして良く問うには先生が必要だと、社会学者は言う。
正解を先に手にしている人ではなく、より深い未知に身を開いてゆける人として。
人生の意味は何かある目的の達成にあるのではなく、日々の歩みの在りように懸かっている。
実際、教わった知識はまたたく間に忘れても、先生の背中は忘れない。
『私の先生』から。

続き
折々の言葉
2025/01/24
真理はひとつ、これだ、と言って自分の中にあるものを示す説き方〜「折々のことば」鷲田清一 #3325〜  
折々のことば。2025年1月23日の鶴見俊輔の言葉。

真理はひとつ、これだ、と言って自分の中にあるものを示す説き方に、私はうたがいを持つ。     鶴見俊輔


鷲田清一の解説。

生徒が違った答えをした時、間違いを指摘し、唯一の正答へ導こうとする教師と、そこに「別の問題への芽ばえ」を感じ、問いの別の途(みち)をともに歩もうとする教師がいる。
問いはいろいろな形に成長し、枝分かれしてゆくもの。
真理を囲い込まずに、間違いをどう活(い)かすか考えるほうが望ましいと哲学者は語る。
『教育再定義への試み』から。

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折々の言葉
2025/01/22
見知らぬ人間の心の中へスルリと入って行く技術〜「折々のことば」鷲田清一 #3318〜  
折々のことば。2025年1月14日の清水幾太郎の言葉。

芸というのは、見知らぬ人間の心の中へスルリと入って行く技術のことです。 清水幾太郎


鷲田清一の解説。

落語には長い前置きもくどくどしい弁解もない。
無駄な言葉はどこにもない、と社会学者は言う。
落語家は人を楽しませるのが仕事、客を退屈させれば「生きて行かれなくなる」。
だからこそ芸を磨かないといけない。
文章の修行をしている者も「判(わか)らない方が無智(むち)で無教養」と芸術家ぶらないで、芸人の技術から学ぶべし。
「肝腎(かんじん)なこと」だけを書けと。
『日本語の技術』から。

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折々の言葉
2025/01/20
世界はひとつではないということを遊びのなかで学んでいるか〜「折々のことば」鷲田清一 #3316〜  
折々のことば。2025年1月10日の堀江敏幸の言葉。

世界はひとつではないということを……
遊びのなかで学んでいるかどうかが、大人になってからの感性領域を決定づける   堀江敏幸


鷲田清一の解説。

原っぱや高台、土埃(つちぼこり)の舞う道や小川のほとり。
ある時期まで子供らには秘密の基地があった。
彼らはそこから住みなれた町を見下ろしたり、屈(かが)んで股の間から逆さに見上げたり、指でこしらえた窓越しに眺めたりしたと、作家は言う。
それはふだんの視線の「さみしい初期設定」を揺さぶる行為としてあったと。
随想集『戸惑う窓』から。

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折々の言葉
2025/01/18
内部からの抑制がないと、強烈な言葉の空騒ぎが起こる〜「折々のことば」鷲田清一 #3317〜  
折々のことば。2025年1月13日の清水幾太郎の言葉。

言葉は……内部からの抑制がないと、強烈な言葉の空騒ぎ、つまり、精神生活のインフレが起(おこ)ってしまいます。   清水幾太郎


鷲田清一の解説。

言葉は貨幣に似ており、その強度を上げだすと歯止めがきかなくなって、表現する人自身の精神を「荒廃」させると、社会学者は説く。
「強烈な表現」なら人は適当に割り引いて、聞くものだし、逆に「弱い表現」は読む方が自然に補ってくれる。
控えめがじつは得策なのだと。
SNSの時代にこそ心得ておくべきこと。
『日本語の技術』から。

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