朝から先にレクチャーがあって。
ゲシュタルトとフェルデンは同じことをやっていて。
基本的には「意識を向ける」こと。
意識を向けると自分の中で気づくことがある。
気づいたことで、自然に次のことに移行していく。
ゲシュタルトは未完了なことがらを意識して、完了していなかった感情に気づくことで完了させていく。
筋肉の緊張は、自分の体験と結びついている。
それは、自分の記憶としても、脳の認識パターンとしても結びついている。
フェルデンクライスは、緊張をほぐすのに、動きを通してほぐしていく。
骨格通りに自然な動きが生まれたら、余分な緊張は取れていく。
ストレッチなどは、緊張している筋肉を伸ばして緩める方向。
それに対してフェルデンは、ラクな動きを繰り返すことで自然とほぐれていく。
緊張している意味が分かると、ほぐそうとしなくても、今、安心できる時間と空間があれば、ほぐれていく。
呼吸も楽になる。
リラクゼーションの原理として、7つぐらいがあって。
呼吸、脈拍、代謝、血圧、ホルモン、体温、血行…。
1つをほぐすと連動していく。
一生懸命、全部をほぐす必要はない。